MICHIKO.LIFE開発秘話 「メディカルソックス」と、巡りのいい暮らし

MICHIKO.LIFEにはコスメだけでなく、脚のむくみをケアするメディカルソックスや上質でナチュラルなキッチングッズなど、ライフスタイルアイテムもそろいます。このコラムではオリジナルとして開発された「メディカルソックス」にフォーカス。ものづくりの背景にある、藤原さんの「巡り」や「暮らし」へのこだわりをひもときます。

巡りを整えることは、美容と健康の「きほんのき」

──今回はメディカルソックス開発秘話ということで、開発チームメンバーである株式会社エクロールの今村さん、八島さんにもお越しいただきました。そもそも、なぜメディカルソックスを開発することになったのでしょう？

藤原：女性の美しさは、スキンケアやメイクだけでなく、ライフスタイルを含めてトータルで生み出されるもの、というのが私の持論です。ブランド立ち上げ当初からコスメ以外のアイテムも取りそろえたいと考えていました。なかでも、優先度が高かったのがメディカルソックス。私も含め、脚のむくみに悩んでいる女性ってとても多いので、何か助けになるようなものを作りたいと思って。むくみを軽減して巡りをよくすることは、美容と健康における「きほんのき」。いきいきとした毎日のために、ぜひ心がけてもらいたいことなんです。

──藤原さん自身もむくみに悩まれていたんですね。

藤原：夜寝るときはもちろん、以前は海外ロケも多かったので移動中もメディカルソックスは必ず履いていました。これまでいろいろなものを試してきたけれど、どうしてもきつくて途中で脱ぎたくなってしまって……。なかなか「これ！」というものに出会えなかったから、履き心地の良さにはこだわりましたね。

八島：きつさを感じないけれども、しっかりとむくみにアプローチしてくれるものを、と美智子さんはこだわっていらっしゃいましたね。年齢とともにソックスのきつさや肌触りに敏感になってきたという方は多いので、大人の女性が満足できるメディカルソックスを目指しました。

心地よさとすっきり感がクセになる、絶妙な「ゆる圧」

──メディカルソックスは一般医療機器のため、製造できる工場が限られていますよね。

八島：医療機器の靴下が製造できる工場は数が少ないのですが、中でも老舗として知られる、奈良県の三ツ星靴下さんに生産をお願いしました。経験豊富なメーカーだからこそ、「きつくないのにむくみをしっかりケアできる」「柔らかく滑らかな肌触り」という藤原さんのこだわりをしっかりとかたちにすることができたんです。特に足の甲から太ももにかけて４段階の着圧に編み分ける技術はさすが老舗だなと思います。

今村：医療機器として承認されているものなので、生産ラインや使用する機械、工程などが細かく決まっており、厳しい管理のもとで作られています。他にはない絶妙な「ゆる圧」加減も長年培われたノウハウがあるからこそ実現できたんです。

──レーヨンとシルクの混合で、肌触りもとても滑らかです。

藤原：着圧加減や生地はサンプルをたくさん作って頂いて、実際に履いて試して決めました。このソックスは一晩中でも、真夏でも履いていられるくらい快適なんです。　履き忘れて寝た日は、夜中に起きて履くくらい、もうクセになっています。

八島：「ゆる圧」の快適さとすっきり感にはまって、リピート買いやまとめ買いをされる方も多いです。今までにないストレスフリーな履き心地を、ぜひ多くの方に体感していただきたいですよね。

疲れをリセットし、毎朝をバースデイで迎える

──メディカルソックスっぽく見えない、ライトグレーやネイビーカラーも新鮮です。赤いイニシャルロゴがアクセントになっていますね。

藤原：スクールガールっぽいイメージで、赤のイニシャルロゴが映えるネイビーとグレーの色味にこだわりました。家で履くメディカルソックスだって、おしゃれな方がいいでしょう？　これなら日中でも機内でも、堂々とはけると思います。

八島：メディカルソックスというと、無難なブラックか、逆にピンク・ラベンダーなどの派手なカラーしか選択肢がなく、ここまでデザイン性を兼ね備えたものは私も初めて見ました。履き心地もデザインも、従来のメディカルソックスのイメージを軽やかに覆す藤原さんのセンスに脱帽です。他では手に入らない、MICHIKO.LIFE ならではのアイテムだと思います。

──抗菌防臭効果もあり、オープントゥで開放感もあり。

藤原：本当は私、靴下を履いて寝るのは苦手なんですが、これは圧迫感やムレがないから履いたままぐっすり寝れるんです。そして、朝には本当にすっきりする！　足がすっきり軽くなると、気持ちまで軽やかになりませんか？　からだに余計なものをためこむと気分も淀んでしまうから、きちんとリセットしないと。 

──普段から美智子さんは「ためない生活」を心かげているんですね。

藤原：むくみも、こりも、ストレスも、ためちゃうと後が大変ですからね。1日の終わりに疲れをリセットして、新しい自分に「おはよう」って目覚める。私、毎朝を誕生日気分で迎えるように意識しているんです。そうすると1日が充実したものになりますから。このメディカルソックスが多くの女性のいきいきとした暮らしをサポートしてくれる存在になってくれたらうれしいですね。

日々の暮らしぶりが美しさとしてにじみ出る

──MICHIKO.LIFEではメディカルソックス以外にも、さまざまなライフスタイルアイテムが展開されています。どのような想いでセレクトされているのでしょうか？

藤原：毎日目にするもの、触れるものにこだわると、QOL（Quality of Life）、つまり生活の質も自然と高まると思うんですね。個人差はあるけれど、女性って気持ちに左右されるところが大きいでしょう？　どうせなら、そうした性質をプラスの方向に活かして、自分がいつも気分よくいられるように暮らしを整えていくといいんじゃないかなと思うんです。

──巡りのいい丁寧な暮らしが、美しさにつながるんですね。

藤原：20代は着飾って外に出てしまえば、どんな暮らしをしていても、人にはバレないかもしれない。でも、年を重ねていくごとに、日々の暮らしぶりはオーラのように、にじみ出るようになる。それは、いくらメイクしても、おしゃれな服を纏っても、隠しきれないものなんです。

──ドキッとする言葉です。

藤原：だから、暮らしのなかに、質の良いもの、自分が本当に大切にできるものを少しずつ増やしていきませんかという提案をしたいんですね。MICHIKO.LIFEを訪れると、QOLを高めてくれる本物に出会えて、毎日がいきいきする。そんなライフスタイルブランドに育てていきたいと思っています。