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いつの時代も、誰でも、美しく。眉メイクの最適解

いつの時代も、誰でも、美しく。眉メイクの最適解

 

その時々のトレンドによって大きく変わる眉メイク。流行遅れにならないようにとアップデートするものの、上手く描けているのか、自分に似合っているのか自信が持てないという人も多いのでは。古くならず、行き過ぎず、時代を超えた美しさを放つ、眉メイクの最適解とは。

 

流行るほど、旬はあっという間に過ぎていく

 

――眉はメイク中でも特に流行の移り変わりがあるように感じます。

眉メイクって取り入れやすくて変化が大きいから、誰でも流行に乗りやすいんですよね。80年代には野生的な太眉が流行って、90年代は真逆を行くような細くて角のついた眉が流行って、振れ幅が大きかったですよね。ここ数年は太くて濃い並行眉が流行りましたけど、もうすでに古くなり始めていて、移り変わりが本当に早いなと実感します。

 

――当時の写真を見返すと、懐かしくもあり、恥ずかしくもあり(苦笑)。

そうそう(笑)。流行れば流行るほど、美しさの旬は短くて、あっという間に流行遅れになってしまうの。結局のところ、オーソドックスでノーブルな眉が一番きれいに見えるし、流行遅れにもならないというのが、いろいろな年代の流行をみてきた私の結論なんです。いつの時代も、誰でも、絶対的にきれい見える眉の太さ、濃さ、形というものがセオリーとしてあるから、そうした正統派の眉の描き方を身につけた上で、少しだけトレンドを取り入れていくというのがいいんじゃないかと思います。michiko.lifeのサイトに「エッセンスブロウペンシル」を使った眉の描き方動画があるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

眉は、目を美しく見せるための額縁

 

――眉の太さや濃さは調整しやすいですが、形をきれいに整えるのは難しいイメージがあります。ポイントはありますか?

これも私の持論なんですが、「眉は目をより美しく見せるための額縁」。だから、目がきれいに見える眉の形を描くことが大切です。まず、目頭と鼻筋の間の一番くぼんでるところの真上に、眉山の先端を持ってくること。これで、鼻筋がすっと綺麗に見えます。くぼみよりも内側すぎちゃうときつい印象になってしまうし、外側すぎてしまうと間が抜けた印象になってしまうから、くぼみの真上を意識してくださいね。

 

――次は眉山の位置ですが、これがなかなか決まりにくいです……。

眉山の位置は、目尻の真上に持ってくると、どの角度に顔を振っても眉がきれいに見えるんです。目尻よりも内側に眉山を持ってきてしまうとと、横を向いた時に眉山が見えないし、三角眉になってしまうので注意してくださいね。最後に、眉尻の長さは、眉頭の底辺に合わせます。眉頭の底辺よりも眉尻が下になったり、逆に上がったりしてしまうと不自然に見えるので、ここも気をつけてほしいポイントです。眉山の始まりの位置、眉山の位置、眉尻の長さ。この3つは流行に関係なく、きれいな眉を描くための法則として覚えておくといいと思います。この法則に沿って描くと眉が悪目立ちせず、目がいきいきときれいに見えて、魅力的な顔立ちになるんですよ。

眉も「ノーブル7割、トレンド3割」のバランスで

 

――眉は目の額縁、という意識が大事なんですね。

そう! 目元を生かすために眉を描くわけだから、あくまでも主役は目元なんです。メイクの順番も、アイメイクを済ませてから眉を描くのが私流。何のために眉毛を描くのか、主役と脇役は何なのかを考えながらメイクすることが実はとても大事なんです。

 

―流行遅れの「古い顔」にならないようにという意識はあるものの、主役と脇役を考えてメイクすることは意外とないかもしれないですね。

流行って、その時代の空気感だから、全く無視するのは逆に不自然なことだと思うんですよね。川の流れと同じように、流れに乗っていく方が自然だし、楽ちん。それに印象も古くならないの。大事なのはトレンドを取り入れる「さじ加減」。流行の取り入れ方にこそ、その人らしさが表れると思います。折に触れてお話していることですが、「ノーブル7割、トレンド3割」くらいのバランスを意識すると、いつの時代に見ても美しい眉メイクになります。新しい年が始まった今、ぜひ眉メイクの「きほんのき」を見直してみてください。

 

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