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潤いのある肌は‘食’から始まる!

潤いのある肌は‘食’から始まる!

 

今、季節は寒さと乾燥の真っ盛り。‘ひと冬越すごとに、肌は歳をとる’と言われています。それは年を重ねるつどに肌内部の保湿力や水分を蓄える働きが低下していく上に、乾燥した空気によって肌のバリア機能がさらに低下してしまうから。そして、それがシワやシミ、たるみの原因になるというわけです。
このような乾燥対策として最初に浮かぶのは化粧品(MICHIKO.LIFEの「スパークロイドミスト」は乾燥対策としてもぴったりですよ!)による保湿ですが、身体の内側から潤いを満たすことも重要。つまり食べるもので肌に必要な栄養を与えるということです。

私の潤いの源の食材と栄養素
よく知られている‘潤い’効果のある栄養素にはタンパク質やビタミン類などがありますが、我が家の台所や冷蔵庫に常備している食材の中で、そうした栄養が含まれているものをピックアップしてみました。

★    タンパク質:皮膚の材料になる
 納豆 木綿豆腐 豆乳 卵 鶏肉 豚肉 アーモンド クルミ
★    ビタミンA(ベータカロテン):皮膚や粘膜の保護
 人参 かぼちゃ パセリ パプリカ ほうれん草  小松菜  焼きのり
★    ビタミンB2:皮膚や粘膜の再生(不足すると皮膚や粘膜が敏感になり肌荒れに)
納豆  卵  アーモンド  アボガド  焼きのり  干し椎茸
★    ビタミンB6:皮膚の再生の促進
にんにく とうがらし  玄米  パプリカ  鶏肉  スモークサーモン  ゴマ  クルミ バナナ
★    ビタミンC:コラーゲンの生成と維持(不足すると乾燥肌に)
 パプリカ  ブロッコリー  芽キャベツ  キャベツ  レモン  柿  イチゴ
★    ビタミンE:血流を良くして肌荒れの予防と改善、細胞の老化を防ぐ
 松の実  アーモンド  卵  パプリカ  アボガド  高野豆腐
★亜鉛:タンパク質の代謝を促して皮膚の新陳代謝を高める
 松の実  ゴマ  アーモンド  卵  干ししいたけ  カツオ節
★    オメガ3脂肪酸:血行を良くする
 クルミ  亜麻仁油  スモークサーモン 

この他にも冷蔵庫の中身と「この日の昼と、あの日の夜は家で食べられる」と‘食’のスケジュールに合わせて補充する海産物の食材。
青魚(アジやイワシ、サンマなど):オメガ3脂肪酸
たらこ(残った分は冷凍して保存):ビタミンE、タンパク質、亜鉛
シジミ(残った分は冷凍して保存):亜鉛

外食するときに選ぶ素材とメニュー
または和食屋で外食する時に、なるべく選ぶようにしているメニューは以下のもの。
・青魚や貝類:オメガ3脂肪酸、ビタミンB6 亜鉛
 イワシやアジ、ホタテや貝などの刺身、サンマやサバなどの焼き魚、ブリの煮物など
・マグロ:タンパク質、ビタミンB6、ビタミンE、亜鉛
 刺身、山かけなど
・レバー:ビタミンA 、ビタミンB1、ビタミンB2 、葉酸、亜鉛、鉄分
 レバニラ炒め(ニラの硫化アリルはビタミンBの吸収を高める)など
・うなぎ:ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンE、亜鉛、DHA、EPA 
 うな重、うなぎ蒲焼、肝吸いなど

上記のような食材を使って料理をしたり、外食する時には栄養素を意識しながらメニューの中から選ぶようにしたりしています。他にも旬の季節の野菜や果物も、その時々で常備しています。

そして一番、大事にしていることは
でも一番意識しているのはバランスよく摂ること。何故なら、いろいろな食材を組み合わせることで栄養価は発揮したり高まったりするからです。
ビタミンCとビタミンE、あるいはたんぱく質とビタミンB6は一緒に摂ったほうが相乗効果は得られるし、例えばゴマのゴマグリナンはビタミンEのあるものと一緒に摂るとよりビタミンE効果が高まるのでマグロとアボガドを一緒に摂ると血行促進が高まるといった具合です。

そして気をつけているのは、栄養価が優れている食材ほど摂りすぎると副作用が出ることもあるので、食べる量はほどほどにするということ。例えばレバーはいろいろな栄養素が含まれていて‘栄養の宝庫’と言われていますが、体内に蓄積される脂溶性のビタミンA(緑黄野菜のビタミンAは水溶性なので過剰に摂っても尿として体外に排泄されるので大丈夫)が多く含まれているので、摂りすぎると吐き気や頭痛、睡眠障害が起こることも。
またプリン体も多く含まれていて(タラコも)、上手く排泄されないと痛風の原因になることもあります。こういうことからも、私がレバー料理を食べるのは10日から2週間に一度の割合にしています。
何を、いつ食べたかを忘れないために私がしているのは、iPhoneのスケジュールのメモ欄にメモすること(簡単ですが)。これは記入することで食のバランスにも意識が向くのでお勧めです。

私が‘バランス良く’を大事にするようになった理由
ところで、牡蠣は低脂肪、高タンパク質でアミノ酸もビタミン類もミネラルも豊富に含まれている優れた食材。私は生ガキが大好きだったのですが、15年以上前に食べ過ぎてあたってしまったことがあり、それ以来、恐くて食べられなくなってしまいました。それが5年ほど前に食物のアレルギー度がわかる血液検査をしたのですが、未だに高い数値だったのです(!)。
そしてやはり大好きでよく食べていたけれど、ある時から食べると胃がチクチクと痛むようになったキウイやパイナップル、毎日のように昆布出しに使っていた昆布や大好きな全粒粉のスパゲティーも玄米も、もう少しでアレルギーになるというぐらいまで高い数値になっていたのです。
栄養学を学んでいた時も知識として知っていましたが、この経験から、どんなに‘身体に良い’と言われている食物でも摂り過ぎてはダメだということを、それこそ身を持って知ったというわけです。だからこそ栄養素は色々な食材から万遍なく摂ったほうが良いということも。

肌と心の潤いのために
このように今でこそ栄養のことを少しは意識しながら食べるようになりましたが、40代半ば頃までは栄養のことは頭の片隅にこれっぽちもなく、‘食べたいと思うものを食べるのが、体には一番!’という主義の人でした。でも当時の‘食べたいもの’は正しい本能ではなく、欲のほうが勝っていた一番でした。

そんな私の食生活が変化したのは、有機・無農薬野菜の美味しさに目覚めたことから。さらに、新鮮であればあるほど野菜本来の美味しさがあることを知り、そして美味しさというのは食材に栄養素がギュッと詰まっているからこそ感じるものなんだ。だからこそ身も心も満足感を覚えるんだ、ということを身体から知るようになりました。そして、そんな風に身体の細胞が満たされる食事こそが健康や美容にも効果として表れる。そんなことを体感するようになりました。

こうした食の変化につれ、それまで生まれつき乾燥肌だと思っていた自分の肌は実はそうでもなかったんだということに気がついたし、気持ちにも潤い感が宿ってきたように思います。
‘人は口にしたもので出来ている’と言われていますが、本当にその通りだなと今では実感しています。
肌と心の潤いのためにも栄養を少し意識しながら口にすると美味しいだけでなく、食べ甲斐もさらにアップして食べることがさらに楽しくなりますよ。今まで栄養というものを意識したことがない人は是非、トライしてみて!

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