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MICHIKO.LIFE開発秘話
「エッセンスベースUVグロウ」に込めた、肌づくりへのこだわり

MICHIKO.LIFE開発秘話 <br>「エッセンスベースUVグロウ」に込めた、肌づくりへのこだわり

 

MICHIKO.LIFEのメイクアップアイテムは、シーズンごとに新色が出るようなサイクルではなく、藤原美智子さんが本当に欲しい質感と色味にこだわって開発されています。このコラムでは、肌づくりのキーアイテム「エッセンスベースUVグロウ」の開発秘話をお届け。藤原さんと、開発チームメンバーである株式会社エクロールの今村さん、宮内さんにお話を伺います。

求めたのは、内側からにじみ出るような自然なツヤ

──「エッセンスベースUVグロウ」は美容液・保湿クリーム・日焼け止め・化粧下地・ハイライトの効果を兼ね備えたマルチアイテムですが、どのようなところにこだわって開発されましたか?

藤原:ベース商品で私が一番欲しかったのはツヤ感なんです。肌のツヤは、MICHIKO.LIFEの理念でもある、いきいきとした美しさに欠かせない「きほんのき」ですから。でも、ツヤ感って実はすごく難しくて。質感のちょっとした違いで味方にも敵にもなりうるものなんです。

 

──ツヤさえあればいい、ということではないんですね。

藤原:そう。私が理想とするのは、外側から重ねた華やかなツヤではなく、内側からにじみ出るような自然なツヤ。これが大人の肌をいちばんきれいに見せてくれるんです。

今村:粒子の比較的大きいパールやラメなどを入れればわかりやすくツヤ感が出ますが、藤原さんのイメージする“内側からにじむようなツヤ”を実現するのは難しい。なので、今回は新たな基剤を探すところから始めました。最終的に花びら状に光を散乱するパウダーを採用することになりましたが、初めての試みに近い部分もあって……大変でしたね。

藤原:みんなで意識をすり合わせながら試行錯誤を繰り返し、ようやく理想のツヤ感にたどり着きました。

 

色で迷わない、シーンを選ばない。使い手の目線に立って

──ベースカラーは自分の肌に合う色を選ぶものが多いですが、「エッセンスベースUVグロウ」は1色展開です。ここにもこだわりが?

藤原:今ってものが溢れていてどれが自分に合っているか迷ってしまうでしょう? 特にベースカラーのような微妙な色の違いを見極めるのって難しいと思うんです。だから、どんな肌色の人もきれいになれる化粧下地を作りたい、と色味にもこだわりました。これさえ塗っておけば、誰でもきれいな肌になれて、オン・オフ問わずに使えて、オフィスにもビーチにもなじむ。目指したのは、そうしたイメージのベージュカラーです。

 

──でも、万人になじむ色味を作りだすのって難しいですよね。

藤原:それはもう大変でした。試作を何度も重ねて、スタッフの肌に塗って、微調整を繰り返して……。実際に、すごく日焼けした人と、青みのある白肌の人にも使ってもらったんです。二人とも最初は同じ商品を手渡されてちょっと不安そうだったけれど、後日「こんなに極端な私たちの肌にもなじみました!」ってメッセージが来て。うれしかったですね。

 

──化粧下地でありながら、スキンケア成分も贅沢に配合されていて、SPF50、PA +++とUVカット力も頼もしい。これ一本あれば、という安心感があります。

藤原:私は作り手であると同時に“いち女子”でもあるので、一石二鳥は当たり前、一石三鳥くらいは狙いたいと常に思っているんです(笑)。だから全てのメイクアイテムにスキンケア効果をプラスしています。メイクしながらスキンケアできたり、自然な使い心地でUVケアもしっかりできたら、うれしいですもの。そういうユーザーとしての視点はずっと持ち続けたいと思っています。

 

メイクしていないくらい自然、がいちばんきれい

──迷わない、難しくない、いきいきと美しくなれる。MICHIKO.LIFEの理念を凝縮したアイテムなんですね。

藤原:これは私のメイク観にも通じるのですが、“メイク効果が十二分にありながら、自然に見える”のが、女性がいちばんきれいに見えるんです。テクニックとしてはいちばん難しいけれど、それを誰でも簡単に実現できるアイテムを作って、多くの女性の悩みに応えていきたいと思っています。

宮内:メイクしていないかのようにナチュラルで、万人に合うものをつくる……。それはコンシーラーにもファンデーションにも一貫しているこだわりですよね。ものすごく小さな針の穴に糸を通すような難しさですが、細部まで丁寧に作っているからこそ、自信を持ってお届けできます。

藤原:これからもチーム一丸となって、本当に納得できるものだけを生み出していきたいですね。

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