備蓄からリュックの中身まで。美智子流・防災アイテム。
東北地方にも春を告げる桜が開花。「桜ライン311」の活動を支援する「MICHIKO.LIFE」プロデューサー藤原美智子が暮らしの中で実践している防災について語ります。

自分が把握できる量で、無駄なくローリングストック
わが家の防災は基本的に「ローリング・ストック」方式。缶詰やミネラルウォーター、ガスボンべ、トイレットペーパー、ティッシュペーパーといった食料品や日用品を普段から少し多めに買っておき、使った分だけ買い足しながら備蓄しています。災害時の必需品といわれる簡易トイレは車の中と家の中にそれぞれ置いておき、それ以外の備蓄品はパントリーにまとめて保管しています。わが家のパントリーはあえて棚を浅めに作ってあるので、一目で全体を見渡すことができ、早めに使った方がいいもの、買い足した方がいいものがすぐにわかるようになっているの。モノを詰めこみすぎると全体量が把握できなくなって、期限切れなどで無駄になってしまうこともあるので、自分が把握できる量の備蓄を心がけています。
防災リュックに常備する、意外なアイテムとは
備蓄とは別に持ち出し用の防災のリュックも用意していて、中にはソフトパックのボックスティッシュと軍手、マスク、ヘッドライト、モバイルバッテリーなどの必需品を入れています。意外かもしれませんが、MICHIKO.LIFEの「メディカルソックス」や「スパークロイドミスト」も防災の観点から役に立つアイテムなので、リュックの中に常備しているんです。例えば、メディカルソックスは、避難所生活や車中泊避難で思うように体が動かせず、脚がむくんでしまいそうな時に履いておけば、程よい圧で身も心も引き締まる気がします。それに、足の甲から太ももまで覆うので冷え対策にもなるのではないかしら。

気分が落ち込みがちな非常時こそ、自分を労るケアを
また、「スパークロイドミスト」は、水道が使えず手や顔が洗えない時でも、吹きかけるだけで肌を保湿できる便利なアイテム。炭酸と美容液成分からつくられた霧状のミストはとても心地よく、リフレッシュにもなると思います。身だしなみや美容というものは命あってのものだし、防災リュックの中身も厳選しなければならないので、普段使っているスキンケアやボディケアのアイテムを全て詰め込むわけにはいきません。でも、何かと気持ちが落ち込みがちな非常時、肌や体をケアしながら同時にリフレッシュできる使い慣れたアイテムを用意しておくことは、メンタルケアにおいてとても大事なことではないでしょうか。
揺れを感じたらすぐに行う3ステップ
防災リュックはいざというときでもパッと持ち出せるように、取り出しやすい定位置に置いておくのもポイント。そして、普段から地震の揺れを少しでも感じたら、すぐリュックにノートパソコンやipad などを入れて背負い、玄関先まで出るようにしています。たとえ夜寝ている時でも、揺れを感じたらすぐに起きる、着替える、防災リュックを持つ。この3ステップを習慣化しています。夫は小さな地震だと気が付かずに寝ていることが多いので、「早く着替えて!」と急かすのも私の役目です(苦笑)。
クセづけしておけば、体が勝手に動く
こんなふうに自宅で避難訓練をするようになったのは、3.11がきっかけ。いざという時に辺りを見回してあれこれ考えている暇なんてないと痛感しました。とにかく寝てる時はすぐに着替えて外に出る、日中だったらリュックをパッと持って外に出るようにする。普段からそうやってクセづけしていたら、いつの間にか体が勝手に反応して考えなくてもパッと動けるようになっていました。それがいざという時に命を守ることにもつながると思っています。新生活で自然と身が引き締まる春、ぜひみなさんも“わが家の防災”を見直してみてください。

今回ご紹介したアイテムはこちら「メディカルソックス」「スパークロイドミスト」
Photo(Portrait):Sachiko Horasawa Text:Sachiyo Kamata
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