美しく生きるために。いま、できることを。

MICHIKO.LIFEがこの春新たに始めた「桜ライン311」支援活動。そのきっかけや支援への想いを藤原美智子に聞きました。

美容も支援も、無理なく続けられることが大切

――「桜ライン311」は岩手県陸前高田市のNPO 法人が行なっている活動で、津波の到達地点に桜を植樹し、桜並木をつくることで震災の記憶と防災の大切さを後世に伝えるというものです。この活動を支援することになったきっかけを教えてください。

MICHIKO.LIFEの事業責任者(岩本さん)が別事業で桜ライン311の活動に参加していて、桜の植樹会の話は聞いていたんです。私自身はこれまで東日本大震災や熊本地震などの被災地にボランティア団体を通じて物資を送っていたのですが、現地に伺う機会はなかったので、桜ラインの話を聞いた時、いつか自分も植樹会に参加してみたいと思いました。そうしたら今回、その方から「MICHIKO.LIFEも桜ライン311に参加しませんか?」と声をかけてもらって、二つ返事で「ぜひ!」とお願いしました。私のように「機会があればボランティアに参加したい」と思っている方たちは意外と多いんじゃないかなと思うので、この活動が一歩を踏み出すひとつのきっかけになればうれしいです。

――何か世の中の役立ちたいとは思っているものの、なかなかアクションを起こせないという方は多いと思います。

そうですね。皆さんそれぞれに日々忙しいですし、仕事や家庭の事情もありますよね。だから、無理せず、タイミングやご縁があった時に自分のできることをすればいいと思います。そうした考えから、MICHIKO.LIFEでは商品ご購入ごとに10円が桜の苗木購入資金として寄付される仕組みを採用しました。手間はかからないけれどアクションを起こせて、アイテムを使うたびに自分も支援活動に参加してるという実感を持っていただけるんじゃないかなと思います。

――普段使っているコスメを通じて世の中の役に立てるのはうれしいですよね。


私は買い物は「モノありき」だと思っています。そのモノ自体を自分が気に入っているかどうかがまず大事。その上でAとBのどちらにしようかなと迷った時に、買うことで寄付ができる商品や、自然環境に配慮して作られた商品を選ぶことができる。つまり選択基準の一つであって、絶対条件ではない。それでいいと思っています。ものづくりの立場からしても、まずはお客さまに「モノとして魅力的かどうか」で選んでいただき、その上で、支援活動に協力していただけたら、とてもうれしいです。スキンケアやメイクと同様に、支援活動も無理せず長く続けられることがいちばんじゃないかなと思います。

美しく生きるために。いま、できることを。

人間は美しさを求める生き物。きれいな風景が心を豊かにする

――無理せずに続けられること。これはMICHIKO.LIFEの哲学に通じるものがありますね。

支援を決めたもうひとつの理由としては、津波の教訓を桜並木という「見える形」で後世に残すというコンセプトに深く共感したことです。美しい桜並木があって、心豊かに暮らしながら、無理なく防災できるというアイデアは本当に素晴らしい。もちろん従来のようなコンクリートの防波堤もあるのですが、「きれいだな」と思える風景かどうかには大きな差がありますよね。悲しい記憶は消えなくても、美しい桜並木を眺めるたびに、静かな希望が湧いてくるのではないかなと思いますし、そうであってほしいと願っています。

――美しさが持つちから、ですね。

人間はやはり美しさを求める生き物だと思うんです。メイクやファッションだけではなくて、風景もそう。「きれいだな」と感じることは心を豊かにしてくれるし、希望も湧いてきます。MICHIKO.LIFEが求める美しさの本質は、そういうところにあるんです。

美しくなることも、優しくすることも、自分のためでいい

――この活動を通して、皆さんに伝えたいメッセージはありますか?

優しさや親切というのは、結局は自分のためじゃないかなと私は思っています。人のために行動して、人の役に立てる自分でよかったと思うことは自然なこと。偽善でもなんでもないと思います。だからこそ、無理をしないことが大切。無理をすると、心のどこかで「してあげたのに」と見返りを求めがちになりますから。自分のためにきれいになって、誰かに優しくできた自分をうれしく思う。そんなナチュラルでポジディブな循環が巡っていったらうれしいです。

今年も全国各地に美しい桜が咲く季節が訪れました。その美しい風景とともに、1日1日を大切に、それぞれ自分の美しさを育んでいきましょう!

美しく生きるために。いま、できることを。

Photo(portrait):Sachiko Horasawa Text:Sachiyo Kamata

MICHIKO.LIFEは「桜ライン311」の活動を支援します。

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