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喧騒を抜けて、自然のなかへ。本質的な美を磨く、アウトドア。

喧騒を抜けて、自然のなかへ。本質的な美を磨く、アウトドア。

 

いよいよお盆休み。海や山に出かけて、心身ともにリフレッシュしたいと考えている人も多いはず。今回はアウトドアの魅力と楽しみ、遊び疲れた肌のメンテナンスについて藤原美智子が語ります。

 

母なる海と、父なる山。それぞれの魅力を五感で味わう

 

――夏になるとよく話題になる「海派・山派」。美智子さんはどちら派ですか?

若い頃からずっと海派で、下田に別荘を構えてからは海を身近に感じて暮らしてきたけれど、今は海も山も同じくらい好きだし、両方楽しんでいます。山が好きになったのは数年前、仕事で軽井沢へ定期的に行くようになったことがきっかけ。涼やかな高原の空気に触れると、気持ちがすごく落ち着くようになったんです。もともとの好みはあるかもしれないけれど、年齢によっても海派・山派は変わるんだなと実感しています。

――年齢によって変わるというのは、すごくわかります! 美智子さんは、海の魅力をどんなふうに感じていますか?

やっぱり海にいると開放感を感じますね。身一つでふらっと行けて、広大な海の景色を目の前にすると、気持ちがおおらかになって、リラックスできるし。一定のリズムで打ち寄せる波の音は母親の胎教音に似ていると言われていますから、それが安心感やリラックスにつながるんでしょうね。

――山の魅力は、どうでしょう?

山は、海の開放感やおおらかさとはまた違う、しっとりとした落ち着きや静けさを感じます。森林の香りも自然と深呼吸したくなりますよね。誰をも受け入れてくれる海と違って、山は自分の意志で行動しなければならないというのも大きな違い。一歩一歩登っていく大変さはあるけれど、そのぶん目的地についた時は大きな達成感と気持ちよさを味わえます。「海は母性で、山は父性」とよく例えられるけれど、まさにそう。下田は海にも山にも近くて、どちらの良さも気軽に体験できるところが良いですね。

  

行く場所に合わせてスタイルを変え、気軽にアウトドアを楽しむ。 

 

――下田というと海のイメージですが、山も近いのですね。

駅のすぐ近くに寝姿山という低山があるし、ちょっと車を走らせれば天城山、伊豆高原の方に行けばまた別の低山もあって、手軽にハイキングを楽しめるエリアなんです。山に出かける時は、夫と二人で、おにぎりとおかずを詰めたお弁当を用意して、リュックを背負って、途中で木を拾って杖にして歩く(笑)という感じです。車で行く時はテーブルと椅子も積んで、途中でいい場所を見つけたら、テーブルと椅子を広げてピクニック。それからまた車を走らせてハイキングをするという楽しみ方をしています。一碧湖(いっぺきこ)という美しい湖もあるのですが、伊豆半島は自然のバリエーションが豊富なのが魅力。行く場所に合わせてスタイルを変えながら、気軽にアウトドアを楽しんでいます。 

――避暑地である軽井沢は、また違った魅力がありますね。

夏の軽井沢は本当に美しくて心地いいですね。軽井沢には仕事で行くことが多いのだけれど、友だちの家があるのでそこに泊まらせてもらって、ゆっくり過ごすこともあります。川がすぐ近くに流れているので、夜はせせらぎを聴きながら眠りについて、朝は鳥たちのさえずりで目を覚ますの。ふだん、スマホで川のせせらぎや鳥のさえずりを流しながら眠りについている私にとって生音は最高の贅沢(笑)! 可愛い鳥たちが木の実をついばむ様子を見ているのも楽しくて、避暑地もいいなと思います。

 

疲れを上回る気持ち良さ。自然の中には本質的な美がある。

 

――アウトドアを楽しんだ後のスキンケアで心がけていることはありますか。

やっぱり紫外線をたくさん浴びるので、水分とビタミンCの補給は意識しています。スパークロイドミスしっかりと潤い補給をするのはもちろん、ビタミンC入りの化粧品も使っています。サプリメントも取り入れた方がいいと思いますが、基本は普段から野菜やフルーツを積極的に食べて補うようにしています。アウトドアを楽しんだ後は肌も体もちょっとお疲れ気味になるけれど(笑)、心はすごく元気になる。少しくらい日焼けしたとしても、翌日筋肉痛になったとしても(笑)、それに勝る気持ち良さと充足感があって、本質的な美を磨くことにつながると思っています。あぁ、早く骨折を治して、自然の中へ元気よく出かけたい(笑)!

 

Photo:Sachiko Horasawa
Text:Sachiyo Kamata
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