Skipする

乾燥しない暖房と防寒テクで、冬もいきいきと

乾燥しない暖房と防寒テクで、冬もいきいきと

 

 暦の上では春でも、まだまだ寒さが続く時期。暖房や防寒への関心が高まる今、藤原美智子が自身の暖房器具選びと防寒テクニックについて語ります。

 

 

コタツでもエアコンでもなく。藤原流・冬の三種の神器

 

――美智子さんは秋田県のご出身ということで、寒さには強い印象があります。

実は私、子どもの頃から寒いのが大の苦手なんです。冬場は体育の授業をどうしたら休めるかいつも考えていたし、家ではこたつから全然動かないから、よく叱られていました(笑)。暖房器具の中で一番好きなのはコタツだけれど、一度入るとなかなか抜け出せないでしょう? 家に置いたら怠惰な生活になるのは目に見えているので()、自ら遠ざけています。とはいえ、エアコンの温風も苦手。どうしても肌や髪、のどの乾燥が気になってしまうんですよね。

 ――となると、暖房器具は何を使っていますか?

私は長年オイルヒーターを使っています。空気が乾燥しにくいので長時間つけていても快適なんです。でも、スイッチを入れてすぐに暖かくなるわけではないんですよね。だから、オイルヒーターで部屋全体をじんわり暖めつつ、冷えを感じやすい足元だけファンヒーターをつけるという合わせ技で乗り切っています。リビングは無理でも、自分の部屋だけなら、これだけでも十分暖かいです。ファンヒーターも足元だけなら肌の乾燥は気にならないし、念のため気化式の加湿器もつけています。ということで、「オイルヒーター」「足元ヒーター」「加湿器」が私の冬の3種の神器です。

 

重ね着は「3つの首」、カイロは「3カ所」を意識

 

――テレワークの普及もあって、最近は足元を効果的に暖める暖房器具が増えていますね。

省エネや省スペースだけでなく、自分が快適でいられる暖房器具を選ぶことが大事だなと思います。あと、意外と侮れないのが重ね着。家の中でも、外でも、首・手首・足首の「3つの首」をきちんと覆うと、あたたかさが全然違うんです。私は冬になるとタートルネックをよく着ますし、使い捨てカイロも欠かせません。使い捨てカイロは、胃、仙骨のうえ、首の付け根〜肩甲骨の間あたりに貼るのがポイント。その日の気温や行動に合わせて1カ所だけ貼ったり、3カ所すべてに貼ったり、手軽に調整できるのもいいですよね。ヘアメイク時代、真冬の早朝ロケではこの3カ所だけでなく、使い捨てカイロを全身にペタペタ貼って乗り切っていました(笑)。

 

コツコツ 「貯筋」で、寒さに負けない体に

 

 ――昨今のエネルギー事情もあって、今後ますますパーソナルな暖房器具やアナログな防寒対策が注目されそうですね。

一番効率的でパーソナルな暖房器具って、実は自分の体だと思うんです。筋肉量があれば代謝が上がって、寒くてもある程度体温をキープできるというのが定説ですから。私自身、ランニングやバレエを始めてから少しずつ筋肉がついてきて、寒さに強くなったと実感しています。以前は冬になると太ももの前側がすごく冷えて辛かったけれど、今はそれが全くない。「筋肉は裏切らない!」っていうのは本当なんだな、と(笑)。筋肉はスタイルアップだけじゃなくて、気力とか元気といったエネルギーも生み出してくれるから、大人の女性にこそ必要なものじゃないかなと思います。私もこれから意識的に体を鍛えて、「貯筋」するのが目標(笑)。来シーズン以降の寒さに備えて、今からコツコツ貯めていきたいと思います。

 

ご登録ありがとうございました。 好評につき売り切れました。 在庫切れ