MICHIKO.LIFE開発秘話 <前編>
世界にひとつの独自開発原料「MICHIKOLOID」とは?
MICHIKO.LIFEを通して、藤原美智子さんがみなさんにお届けしたいのは、美容の「きほんのき」。まずはここを抑えておくことで、誰でもいきいきと綺麗な自分自身を発見できます。このコラムでは、MICHIKO.LIFEのスキンケアにおいて「きほんのき」を裏付けるロジックがどのように出来上がったのか、原料や処方開発の面からの開発秘話をお届けします。
「スパークロイドミスト」からすべてが始まった
──開発秘話ということで、藤原美智子さんと、処方開発をご担当された株式会社エクロールの今村さんにお越しいただきました。早速ですが、MICHIKO.LIFEのスキンケア製品のなかで、最初に取り組まれたのはどのアイテムだったのですか?
藤原:スパークロイドミストです。保湿とエイジングケアを叶えるミスト化粧水を作りたくて。そのふたつが美肌の「きほんのき」なのですが、ミスト化粧水は手軽である反面、みずみずしいあまりに肌にとどまりにくく、スキンケア効果を実感することが難しい場合が多いんです。そこを変えたかった。
今村:藤原さんのご希望はとてもはっきりしていました。肌を根本から美しくしたい、そして変化を明確に実感できるものにしたい、という2点でしたね。
藤原:どうせ作るなら、感動するぐらいのものを作りたかったんです。
今村:そうでしたね。お話のなかで印象的だったのが「人類が技術革新を経て創り上げてきた有用性の高いものを取り入れたい」と仰っていたこと。そこで、ただ世の中にある美容成分を選んで配合するだけではなく、より実感を得られやすいオリジナル原料を作るのがいいのでは?という発想が生まれました。
オリジナル原料「MICHIKOLOID」の誕生
──そのようにして生まれたのが、MICHIKOLOIDなのですね。
今村:はい。MICHIKOLOIDにはふたつの誇れる点があります。ひとつは肌にとって嬉しい「成分」がいくつも選りすぐられていること、そしてもうひとつが、それをしっかりと角質層のすみずみまで届けていく「技術」を有していることです。
──では、まず成分についてお伺いできますか?
藤原:エイジングケアということで、美しい肌の鍵となるふたつのペプチド、EGF(上皮成長因子)とFGF(線維芽細胞増殖因子)を必ず入れたいですという希望を出しました。人の肌には、新陳代謝を促す力やコラーゲンやエラスチンを作る力が備わっていますが、年齢とともに弱まってしまいますから。
今村:ふたつの成長因子によるスキンケア機能をさらに特別なものにしていくため、エイジングケアをサポートするフラーレン、肌のバリア機能をサポートするナールスゲン、肌へのなじみがよくふっくらとしたハリをもたらしてくれる加水分解コラーゲンなどを選んでいきました。
──これらの魅力的な成分たちがあわさって、唯一無二のMICHIKOLOIDが出来上がるんですね。
肌に届けるためのコロイド技術
──もうひとつのMICHIKOLOIDのこだわりである「技術」についても伺えますか?
今村:MICHIKOLOIDには、プラチナ、ゴールド、シルバーのコロイドを使用しています。先ほどの美容成分を、これら3種のコロイドに被覆させるというのが特殊技術になります。
藤原:優れたコロイド技術を持つ研究所を探し当て、MICHIKO.LIFEのためだけに開発した原料なんです。だから、世界にひとつだけの原料ということになります。
今村:このコロイド技術の優れている点は「浸透力」です。プラチナ、ゴールド、シルバーのコロイドが持つ電位的特性により、角質層のすみずみまで美容成分を届けることが可能になります。どんなにいい成分を配合しても、肌に届かなければ意味がない。確かな実感のためにたどり着いた技術なんです。
藤原:こうして、希少な美容成分の掛け合わせと、先進の技術によって開発されたMICHIKOLOIDは、スパークロイドミストだけでなく、MICHIKO.LIFE商品に配合するに至っています。
後編では、スパークロイドミストを支えるもうひとつの技術「炭酸」にフォーカスします。