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写真に映え、記憶に残る。 フォトジェニックな美しさを磨くQ&A【前編】

写真に映え、記憶に残る。  フォトジェニックな美しさを磨くQ&A【前編】

  「フォトジェニックな美しさ」をテーマにお送りしたインスタライブに際し、みなさんから寄せられた疑問やお悩みに藤原美智子がアンサー。配信を見逃した人も、おさらいしたい人もぜひ参考に。

 

 

Q.写真を撮るとき、簡単にスタイルよく見せるコツが知りたいです。

A.腰を内側に入れ、手の位置はウエストより上に

正面を向いて立つよりも、体をひねったり、体重移動させたりして、ポーズをアシンメトリーにした方がスタイルはぐっとよく見えます。先日のインスタライブで写真家の下村一喜さんがレクチャーしてくださったように、ポイントは腰! 体を少しひねって片方の腰を内側に入れるとアシンメトリーなポーズになって、脚が長く、顔が小さく見えるそう。さらに、手の位置を本来のウエストよりも上あたりにおくと、目の錯覚でウエストの位置が上がって、くびれて見えるの! 下村さん直伝の“擬似ウエスト”、ぜひ試してみて。

 

Q.写真を撮るときに自然な笑顔を作るコツはありますか?

A.横向きで笑ってみて。手を添えると自然できれいな笑顔に

カメラを見て笑うのって、なかなか難しいですよね。一番簡単なのは、横顔で笑うこと。横を向くことで照れがなくなって、自然に笑えるんです。横を向くことで隣に誰かいるような雰囲気になって、「写真に物語性が生まれる」と下村さんもおっしゃっていました。正面を向いて笑う場合も顔に軽く手を添えると、自然な笑顔になりますよ。

 

Q.顔に手を添えるとき、どのようにしたら美しく見えますか?

A.バレリーナのようなエレガントな指先を意識して

手をべたっと顔に添えるのではなくて、どこか一本の指をまっすぐにして、他は少しだけ曲げる。こんなふうに動きをつけると立体感が生まれて、きれいに見えるんですよ。指先って思っている以上に目につくパーツだし、動きをほんの少し変えるだけで体の動きも気持ちも変わってくるもの。私自身、そのことをバレエをやるようになって改めて実感し、指先の動きがていねいになった気がします。指先をエレガントに動かすとフォトジェニックになるだけでなく、気持ちまでもエレガントになるので、ぜひ日常的に意識してみて。

 

Q.ポージングや表情を磨くためのおすすめの方法はありますか?

A.イメージを蓄積しながら、失敗を恐れず実践を

私はヘアメイクアップーティストになりたての頃から、美しいなと思うモデルさんや女優さんの写真を切り抜いたスクラップブックを作っていたのだけれど、それがヘアメイクのイメージ作りやポージングにとても役に立ったんです。ファッションやインテリアも同じようにスクラップブックを作っていたのだけれど、そのおかげでモノを選ぶとき、あれこれ迷わず即決できるようになりました。理想のイメージを蓄積することは、写真写りだけでなく、人生を美しくするためにも大事なことじゃないかなと思います。もちろん、失敗しないと身につかないこともたくさんあるので、新しい服やメイクにトライする勇気も必要。理想のイメージをインプットしながら、失敗を恐れずに実践していくと、フォトジェニックな美しさが磨かれ、なりたい自分に近づいていくんじゃないかなと思います。【後編へ続く】

 

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