こまめな日中保湿で、春の乾燥肌にうるおいを
冬から続く乾燥に花粉や黄砂などのダメージも加わり、季節の変わり目の“揺らぎ肌”に悩む人が多い時期。藤原美智子が春先の保湿ケアについて語ります。
乾燥を感じたらすぐにケア。バームとミストを手元に
――美智子さんは春先のスキンケア、どんなことを心がけていますか?
乾燥を感じたら、なるべく早く保湿するようにしています。季節に関わらず、保湿の基本はやっぱり「こまめにする」こと。朝晩どんなにしっかり保湿しても、時間とともに乾燥してしまうので、日中こまめに保湿することが肌ダメージを防ぐ一番のポイントじゃないかなと思います。肌の乾燥具合は個人差があるし、天気や場所によっても違うけれど、「乾燥しているかも」と感じたら、その場でさっと保湿できるように、いつも手に届くところに保湿アイテムを準備しています。
――こまめな保湿ケアのために、どんなアイテムを使っていますか?
最近はマルチバームをよく使っています。唇はもちろん、手にハンドクリームを塗った後に薄く重ねたり、手のひらであたためて伸ばしてから毛先につけたり、いろいろ使えて便利なんです。ただ、バームだとメイクが崩れてしまうので、顔全体の保湿にはメイクの上からでも手軽に潤いをプラスできるミストを使っています。MICHIKO.LIFEの「スパークロイドミスト」は高保湿の炭酸ミストだから、スプレーするだけでOK。しっかりと潤うけれどベタつきが一切ないので、季節やシーンを問わず使えるのもミストのいいところじゃないかなと思います。
ちょっとしたコツでメイク崩れを防ぎ、お直しもきれいに
――ミストを使うときのコツはありますか?
メイクの上から使う時は、ちょっと離れたところから吹きかけるのがポイント。顔から30cmぐらい離して、スプレー口を少し斜め上にして、ふわっとかかるようにするんです。そうするとメイクが崩れにくいし、顔全体をまんべんなく保湿できます。メイク直しをする場合は、ミスト後にメイクスポンジで軽くパッティングしてファンデーションをならし、もう一度ミスト。浸透するのを少し待ってから塗り直すと、きれいに仕上がりますよ。
――ミストは軽くて液漏れの心配もないのでジムなどにも持っていきやすいですし、デスクに置いておけば仕事中もこまめに保湿できますね。
自分が使いやすいアイテムを手の届くところに置いたり、常に持ち歩いたりすることが、保湿ケアをこまめにする一番のコツかなと思います。ちなみに、わが家の愛犬も1日3回肉球にバームを塗って乾燥対策しているんです。若いときは肉球がしっとりしてるのだけれど、年齢を重ねると潤いがなくなってうまく踏ん張れなくなるみたい。保湿が大切なのは人間だけじゃなく動物も同じなんだなって、肉球にぬりぬりしながら実感しています(笑)。