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構想4年半! 最高傑作のアイライナーができるまで

構想4年半! 最高傑作のアイライナーができるまで

 

10月17日、待望のニューアイテム「メイクコントロールライナー」がついに発売! 構想から4年半の年月を経て完成した究極のリキッドアイライナー、そのこだわりと魅力を藤原美智子、開発担当者の西谷、白石が語ります。

 

アイライナーに絶対欠かせない、3つのこだわりを追求

――MICHIKO.LIFE待望の新商品「メイクコントロールライナー」が発売になりました。今回なぜアイライナーを作ろうと思ったのでしょうか?

藤原:女性ならば誰しも、そして年齢を重ねれば重ねるほど、アイラインを入れた目元と入れていない目元には歴然とした差があることは知っていると思います。それだけアイライナーは目元の印象がガラッと変わる強力なアイテムです。一方で、アイライナーを引くのが苦手という女性がとても多いので、誰でも気軽に簡単にきれいなラインを描けるアイライナーを作りたいとずっと考えました。でも、そこからの道のりが長かったの(苦笑)。

――構想から実に4年半かかったそうですね。

藤原:実は最初はリキッドではない、全く違うタイプのアイライナーを作っていたんです。でも、最終段階にきたところで、どうしても納得のいく仕上がりにならなくて……思い切って一度リセットしたんです。たくさんの時間と労力を費やしたので無念ではありましたが、皆さんに自信を持ってお届けしたいので妥協は一切したくない。ということで、原点に立ち返って、やり直すことにしたんです。

――アイライナーに並々ならぬこだわりがあったんですね。

藤原:私にはアイライナーを作る上で「これだけは絶対に外せない」という3つのポイントがあるんですね。1つ目は、アイラインを引いた後に綿棒でぼかせる液であること。2つ目は、しなやかでありながらコシがあって、まつげとまつげの間、目尻のラインも描きやすい筆であること。3つ目は、深みのある色とツヤです。

 

楽に描ける職人筆&きれいにぼかせて滲まない液

 

――1つ目のこだわり「ぼかし」ですが、これはなぜ必要なのでしょうか。

藤原:「リキッドアイライナーは目元が強い印象になるから苦手」とか「色が薄ければ薄いほどナチュラルに仕上がる」と思っている方が結構多いんです。でも、実はそれって大きな誤解。大事なのは色の濃淡ではなく、ぼかす回数なの。綿棒でどのくらいラインをぼかすかによって目元の印象はコントロールできる。だから、今回は描いたラインを綿棒できれいにぼかせるという点にかなりこだわりました。

西谷:アウトラインをきれいにぼかせるけれど滲まない液というところで、試作を繰り返し、最終的に「タイムラグ(時間差)速乾処方」を施しました。ラインを描いた直後はきれいにぼかせますが、その後はしっかりと定着して、汗で滲んだり、落ちたりすることなく、擦れにも強くなっています。毎回、自分たちの腕やまぶたにラインを描いて試しながら、ちょうどいいバランスを見つけていきましたね。また、ブラシに関しては、奈良県や広島の熊野で培われた技術を持たれた筆の職人さんにお願いして、オリジナル筆を作っていだきました。

 

藤原:筆づくりのこだわりは、次回の筆職人さんとの対談コラムでお伝えしますが、熟練の職人さんの見事な手さばきによって、今までにない描き心地が実現しました。また、筆の質はもちろん、持ち手の形状も大事。握った時に安定感がないと余計な力が入ってラインがうまく描けないので、力を抜いて楽に描ける太さや形状にしたいということも絶対条件としたんです。

西谷:握りやすさという点では、今回は持ち手を八角形にしたのがこだわりです。女性の手でも持ちやすく、指にフィットしやすい形状で安定してラインを描くことができます。上質なボールペンをイメージしていただくとわかりやすいのですが、筆の運びが安定するように、あえて重量感を持たせているのもポイントです。一般的なアイライナーは5〜6gぐらいの重量なのですが、今回のメイクコントロールライナーはおよそ11g。特殊な技術が使われており、真ん中に重心があるのですごく持ちやすいんです。親指・人差し指・中指の3点で支えられる絶妙な長さで、メイクポーチにも納まりのいいコンパクトな設計にもこだわりました。

 

深みのある艶やかな目元へ導く「忍ばせの赤」

 

――カラーはブラックとブラウンの2色ですが、色味とツヤに関してはどんな点にこだわりましたか。

藤原:アイライナーは深みのある艶やかな色じゃないと瞳がいきいきと見えず、古臭い印象になってしまうんです。自然に見せながらも瞳がうるっと見える色ツヤは絶対条件でした。

白石:色味に関しては染めの技術や日本古来の化粧にヒントを得て、忍ばせの赤を入れているのがポイントです。目には見えないくらいわずかな配合ですが、黒や茶の中にほんのり赤を忍ばせることで、とても深みのある艶やかな仕上がりになりました。この忍ばせの赤は「ミロワールレッド」と名付けた、MICHIKO.LIFEオリジナルの赤色です。

藤原:忍ばせの赤とツヤを取り入れることで定番のブラックとブラウンに自然な深みと色っぽさが出て、周囲の視線をキャッチする力になっていると思います。黒もきつくならず女性らしさが出るし、ブラウンも赤を入れることでソフトなだけじゃなく色っぽさが出て目元の印象がアップします。でしゃばることなく瞳をしっかりと際立たせる、まさに大人のためのアイライナーができたと思います。

 

細部までこだわりを惜しみなく詰め込んだ最高傑作が誕生!

 

――メイク効果はもちろん、成分にもこだわっているそうですね。

西谷:コラーゲン、ヒアルロン酸、パールエキスなど、繊細な目元に使うアイテムなので成分にも、そして色素沈着防止成分、汗・涙・皮脂・擦れにも強いなど機能性にもとことんこだわっています。

白石:速乾性がありながらも乾燥してパリパリになってしまわないように、ストレッチポリマーを配合しているのもポイントです。艶やかさを維持しながら、まぶたの丸みや伸縮する動きにもスムーズについていくので、使い心地もすごくいいんです。

藤原:本当に私たちのこだわりを全部詰め込みましたよね。後先を全く考えず()、もうこれ以上リニューアルできないってくらいの最高傑作を作りました。

西谷:そうですね(苦笑)。もう改善の余地がないくらい、いいものができたと自信を持っています。

白石:開発チームみんなで感覚をすり合わせて「ちょうどいいバランス」を見つけられたときの達成感はとても大きかったです。構想から4年半、試作品は200本近くになりましたが、一切妥協なく、心から納得のいくものができました。美智子さんのこだわりがぎゅっと詰まったアイライナーになっておりますので、ぜひたくさんの方にお使いいただければ嬉しいです。

藤原:私たちのこだわりを全てを詰め込んだメイクコントロールライナー」、ぜひ皆さん、お試しくださいね。

 

Photo:Sachiko Horasawa
Text:Sachiyo Kamata

 

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