秋の夜長のバスタイム美容
秋の深まりにつれ、恋しくなるのがお風呂。藤原美智子が普段のバスタイムの過ごし方について語ります。
自分が心地いいと感じる温度と時間を見つけて
――美智子さんは朝と夜の1日2回湯船に浸かるのが長年の習慣だそうですね。
体を温めて、めぐりをよくすることが美容のキホンだと私は思っていて。起き抜けに白湯を飲んで内臓を温めることと、朝晩湯船に浸かることは10年以上かかさずに行なっている習慣です。お風呂に関しては、「ぬるめのお風呂にじっくり浸かって体を芯から温めるのがいい」とよく言われるけど、私はそれだと体が全然温まらないので、ちょっと熱めの湯に浸かっています。体感温度は人それぞれ違うので、自分の心地いい感覚を大切にしたいですね。
――湯船に浸かる時間はどのくらいですか?
湯の温度だけでなく、心地いいと感じる時間の長さも人によって違いますよね。夫はぬるめの湯にゆっくり入るのが好きですが、私はそれだと全然疲れがほぐれないので、少し熱めの湯に10〜15分くらい。夫婦で入浴スタイルが全然違うから「まだ入っていたの?」「もう上がったの?」とお互い驚いています(笑)。やっぱり人によって心地いい感覚は違うもの。数字や他人を目安にするのではなくて、自分自身でその感覚を見つけることが大事じゃないかなと思います。
湯船では泡パックや読書を。雨音のBGMに癒されることも
――湯船に浸かっている間は、どんなことをしていますか?
お風呂に入る前にMICHIKO.LIFEの「スパークロイドエッセンス」を顔に塗ってからバスタブに浸かります。肌に浸透すると泡が透明になるので、そのまま指でなじませるだけ。湯船の中ではタブレットで本を読んだりYouTubeを見たり。短時間で集中できるから、英単語を覚えるのにもちょうどいいんです。
――湯船に浸かる時間も有効活用されているんですね。
疲れている時は照明をつけずに入浴することもあります。暗がりのなか、タブレットで川のせせらぎ音や雨音の動画を流して目を瞑ると、とても心地よくて癒されるの。その日の体調や気分に合わせて過ごし方を変えています。
入浴習慣で体が冷えにくく。めぐり&保湿ケアで肌もいきいき
――朝晩湯船に浸かることを習慣にしてから、何か変化を感じることはありますか?
もともと冷え症だったけれど、朝晩湯船に浸かるようになって体が冷えにくくなりました。めぐりが良くなったおかげで、むくみやくすみも改善されて肌の調子もいい感じ。シャワーだと汗は流せるけれど体は温まらないので、私は真夏でも湯船に浸かることだけは欠かしません。
――お風呂上がりのボディ&ヘアケアはどんなことをしていますか?
朝晩2回入浴すると肌が乾燥しがちなので、お風呂の後はボディクリームかオイルをしっかりと塗ります。シャンプーした後は髪にもヘアオイルをつけますが、地肌につくとベタつきやボリュームダウンにつながるので、地肌を避けて毛先を中心に塗るのがポイント。目新しさはないけれど、めぐりと保湿さえ心がけていれば、秋冬も快適に過ごせるというのが私の実感。ぜひ皆さんも日々のバスタイムを充実させてくださいね。