大人のきれいを底上げする、週に１度のスペシャルケア

秋のメイクやファッションが気になる一方で、夏の疲れがなかなか取れず悩ましい時期。藤原美智子がスペシャルケアの大切さとコツを語ります。

いつものケアだけじゃ、「疲れの雪崩」は止められない

――夏の疲れが出る時期とはいえ、40代以降になると「疲れやすい」「疲れが取れにくい」という声をよく聞きます。

私も40代半ばくらいがターニングポイントだったかなという気がします。肌に関していえば、いつものスキンケアだけじゃ回復が追いつかないと感じるようになるんですよね。いつものケアにプラスアルファでちょっと贅沢なパックをしたり、エステやマッサージに行き始めるようになったのもその頃。やっぱり時々スペシャルケアを入れると、大人のきれいってぐんと底上げされるし、それをしないと「疲れの雪崩」ってなかなか食い止められないんです（苦笑）。

――疲れの雪崩……言い得て妙ですね（笑）。

40代以降になると、疲れが取れにくいうえに、顔にも出やすくなるから、定期的に行うスペシャルケアは大事。エステやマッサージなど、プロに委ねるのも一つの方法だけど、自分でスペシャルケアできるアイテムをいくつか持っておくと、疲れの雪崩が起きそうになった時、さっと対処できて心強いと思うんです。

きれいになるきっかけは、自分でつくっていい

――美智子さんがスペシャルケアをするタイミングはいつですか。

私の場合は撮影や会食、イベントなどが入ると、スペシャルケアしようというモチベーションがぐっと上がります。スペシャルケアするために、あえてちょっと先に予定を入れて、そこに向けてコンディションを整えていくということもあるくらい。別に誰かにきれいでいることを求められていなくても、きれいになりたいと思うきっかけは自分でつくっていい。友達と食事に行くだけでも、十分きっかけになると思います。

――きっかけづくりは大事ですね。

コロナ禍でしばらく人に会わなくなって、マスクをずっとつけている状況が続いていた時、皆さんも感じたと思うのだけど、やっぱり人に会ったり、おしゃれする機会があると、きれいになろうというモチベーションが上がりますよね。そういうふうに高揚感を感じられるアイテムやシーンを自分の中に持っておくことは、大人になればなるほど大事だなと思います。

週イチ３分パックで、夏枯れ肌をリニューアル

――自宅でできるスペシャルケアというと真っ先に思い浮かぶのがパックです。MICHIKO.LIFEの「スパークロイドパック」はシートタイプではなく、ジェルから泡に変わるタイプのマスクです。

これはジェルが毛穴に密着して、炭酸効果でプチプチと弾けながら濃密な泡に変わっていくパックなんです。細かい泡が発泡しながら疲れた肌を優しくほぐして、美容成分を奥深くまで届けてくれる。肌がリニューアルする感覚が味わえる、ちょっと贅沢なパックなの。

――プチプチと弾ける感覚がとても心地良くて、スペシャルケアをしている実感が持てますね。

スパークロイドパックは毎日ではなく、週に1度のスペシャルケアとして加えていただきたいなと思って開発したアイテムなんです。特に、夏の終わりから初秋にかけて、肌のざらつきやくすみ、毛穴汚れが気になる人は週１回のケアをしばらく続けるのがおすすめ。ちょっと肌の調子が上向いてきたら、10日に１回でも2週間に１回でも大丈夫ですよ。

――肌に伸ばして３分待つだけ。すごく手軽ですね。

ジェルを伸ばして透明になるまで３分ほど待って、洗い流せばOK。私はいつも夜のバスタイムに使っていて、顔やデコルテにまんべんなく伸ばして、余った分はひじや手の甲まで伸ばしてちゃっかりケアしています (笑)。湯船に浸かっていると３分間もあっという間。洗い流した後の肌はすごくしっとりしていて、気分も上がります。

――小包装になっているので秋の温泉旅行に持って行くのもいいですね。友達や家族で一緒にスペシャルケアするのも楽しそうです。

温泉旅行やホテルステイなどもスペシャルケアのいいきっかけになりますね。私も今日久しぶりに美容院に行って、カラーリングとトリートメントをしてきたところ。いつもは自分でささっとカラーもカットもしてしまうんですが、夏の紫外線で髪がすごく乾燥しているので、ここはスペシャルケアのタイミングかな、と。頑固な夏疲れはいつものケアだけではなかなか乗り越えられないし、肌も髪もツヤがないと疲れて見えてしまうから気をつけたいですね。ぜひ皆さんもスペシャルケアでツヤを取り戻して、リニューアルした自分で秋を迎えてくださいね。