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ジュエリーを味方に、夏の肌を美しく

ジュエリーを味方に、夏の肌を美しく

 

夏の装いのアクセントになるだけでなく、大人の肌を美しく魅せてくれるジュエリー。藤原美智子が自身の愛用品とともに、夏のジュエリー使いについて語ります。

 

どんな肌もトーンアップする、ダイヤモンドの輝き

 ――夏になると自然とジュエリーを身につけたくなる……ということで、美智子さんの愛用ジュエリーをお持ちいただきました。

ジュエリーにはメイクと同じくらい肌を美しく魅せる効果があるので、大人の女性にはぜひ身に付けてほしいと思っていて。中でも、その効果が一番高いのは、やっぱりダイヤモンドじゃないでしょうか。どんな肌にも服にも合うし、レフ板効果で肌が明るく見えるから、すごく重宝します。

 ――美智子さんのジュエリー選びのこだわりは?

 私はシンプルなデザインの1粒ダイヤが好きなんですが、耳たぶが大きいから、ピアスはある程度の大きさがないとバランスがとれないんです。自分の中でなかなかいいバランスを見つけられずにいた時に出会ったのが、今日つけているピアス。ジュエリーに詳しい友だちと香港に遊びに行った時に購入した、2カラットのダイヤです。クオリティも大きさもしっかりしている分、お値段も張ったけれど、ブランドものに比べたらかなりお手頃だったので、思い切って購入しました。もう20年以上愛用しているから、元は十分取れたかも(笑)。

 

一生モノやアンティーク、遊び心のあるデザインも

 

――20年以上愛用されているジュエリーなんですね。

上質なものを長く愛用できるというのも、ジュエリーの魅力ですよね。これだけ長い間身につけていると、もう自分の一部のような感覚。以前は箱型のジュエリーボックスにまとめて収納していたんですが、下田と東京の二拠点生活になってからは、コンパクトなジュエリーケースに入れて、いつでも一緒に移動しています。ピアスとネックレスを一緒につけることはあまりなくて、ピアスと指輪、ネックレスと指輪というように、着ける位置をちょっと離して、シンプルにするのが今っぽいかなと思います。

 ――アンティークのジュエリーもお好きだとか。

そうなんです。素敵だなと思うものは必ずと言っていいほど、1950年代のもの。光やデザインに、どことなく優しさや気品があって、グレース・ケリーに通じるような、女性らしさ、エターナルな美しさが好き。流行を取り入れることも大事だけれど、自分の好きな年代がわかっていると、ジュエリー選びがもっと奥深く楽しいものになるのではないでしょうか。

 

タイトなまとめ髪で、ジュエリーの輝きを引き立てる

 

 

――ダイヤモンド以外のジュエリーも身につけますか?

 以前はゴールドもつけていたんですが、私には似合わないかなと思って。その代わりに、ターコイズをよくつけますね。ターコイズは色味が涼しげで、白いシャツなどシンプルなスタイルに映えるんです。ターコイズ・ダイヤ・ルビーなど、いくつかの石が組み合わさったピアス&リングのセットも気に入っていて、こちらも50年代のアンティーク。他にも、ウッドやビーズを使った遊び心のあるエスニックジュエリーや、透明感のあるアクアマリンも夏のファッションに合うのでよくつけます。

 ――ジュエリーをつける時は、やはり髪をまとめた方がバランスがいいでしょうか?

そうですね。後れ毛を残すスタイルもありますが、大人の女性は疲れて見えてしまうこともあるので、きちんとまとめた方が凛として涼しげな印象になって、おすすめ。結ぶ位置も高いより低い方が落ち着いた印象になりますね。最後に横から髪型をチェックしてバランスを整えると、よりきれいに仕上がります。タイトなまとめ髪にジュエリーをつけるだけで、大人の女性の肌がとてもきれいに見えるので、ぜひ皆さんもお気に入りのジュエリーとともに夏の装いを楽しんでくださいね。

Photo:Sachiko Horasawa
Text:Sachiyo Kamata
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