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大人の夏こそ、ミニマルメイク

大人の夏こそ、ミニマルメイク

 

太陽がじりじりと照りつけるようになり、いよいよ夏本番。ファッションと同じように、メイクもできるだけ軽やかに、涼やかに仕上げたいところ。藤原美智子が大人の夏のミニマルメイクについて語ります。

 

 

夏の装いに合わせて、メイクも最小限に

――気温が上がり、蒸し暑い夏がやってきましたね。

これだけ暑いと、メイクは最小限に抑えて、肌にはあれこれ塗り重ねたくないというのが多くの女性の本音だと思うし、私も同感(笑)。気分的にさっぱりしたいというのもあるし、ファッションも薄着になって肌の露出が増えてくるから、しっかりメイクだと全身のバランスが悪くなってしまうというのもあるんですよね。

――確かに、メイクとファッションとのバランスは大事ですよね。

冬は厚着になるし、汗をかきにくいから、メイクもしっかり目がちょうどいいけれど、夏はメイクもミニマムにした方が涼しげなファッションと相性がいいし、素敵に見えると思うんです。そうしたミニマルメイクの要というか、「これさえあれば何とかなる」というアイテムが、マスカラなんですよね。

 

大人の夏メイクは、口紅よりもマスカラ重視で

――口紅ではなく、マスカラなんですね。

ひと塗りで血色感が出る口紅もメイク効果は高いけれど、大人にとっての優先順位は、マスカラの方が上だと私は思っていて。以前もお話ししたように、年齢を重ねると、どうしてもまぶたがたるんで目力が弱くなってくるんですよね。そんな時に塗るだけでまつげがグーンと上がって、目力が出るマスカラって、女性としては、とても重宝するアイテム。生き生きとした印象の目元は鮮やかで潔い夏のファッションにもマッチすると思います。マスカラをきちんと塗った上で、リップは控えめに。「アイメイク7:リップメイク3」くらいのバランスが、大人の女性を一番美しく見せてくれると思います。

――夏はサングクラスをかけるからマスカラなしでいいかなと油断しがちです(笑)。

私は普段あまりサングラスをかけないけれど、日差しも防げるし、スッピンも隠せるし(笑)、ファッションのアクセントにもなるし、便利なアイテムですよね。でも、サングラスってインパクトがある分、外した時にマスカラをしていないと目元が余計寂しく見えてしまうことも。だから、サングラスをするときもマスカラだけはしておくと、いざ外した時に違和感がないのではないかしら。

 

黒色で瞳をいきいきと。カラーマスカラは下まつげの際に

――マスカラ軸のミニマルメイク、ポイントを教えてください。

マスカラのメイク効果を最大限に高めるには、まつげを根元からしっかり立ち上げることと、まつげが長く伸びるロングラッシュのマスカラを選んで際まで丁寧に塗ることが肝心。これだけで、瞳がぱっと見開いていきいきと見えます。MICHIKO.LIFEの「フォルトリスマスカラ」は、ロングラッシュ&ボリュームアップ効果に加えて、カールアップ効果もあるから、ビューラーをする時間がない時でも根元に3秒当てるだけでカールアップできるんですよ。

――汗をかいてマスカラが滲んでしまった時はどうすれば?

以前もメイク直しのコラムでお伝えした通り、保湿クリームを薄くつけた綿棒で下まぶたを軽く拭えばきれいになり、目元の保湿もできます。クリームや綿棒がない場合は、軽く湿らせたティッシュでも。MICHIKO.LIFEの「フォルトリスマスカラ」は滲みにくい処方でありながら、ぬるま湯で簡単にオフできるので、万が一汗で滲んでしまってもきれいにオフできて、メイク直しもしやすいと思います。

 

――カラーマスカラも最近増えていますが、やっぱり大人はベーシックな色を選ぶべきでしょうか。

大人にとってのマスカラって、目元を引き締めて生き生きと見せるためのアイテムだと思うんですね。その効果が一番大きいのは、やっぱりブラック。カラーマスカラを大人がつけるのであれば、上まつげはブラックにして、下まつ毛の際にダークなブルーなど黒に近い色味を取り入れると、違和感なく、遊び心のある目元が作れると思います。いきいき感のある目元で、夏のファッションを思い切り楽しみたいですね。

 

Photo:Sachiko Horasawa
Text:Sachiyo Kamata
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