大人の乾燥肌の原因は、空気乾燥、紫外線、メイクの負担、加齢による新陳代謝の低下、不規則な生活スタイルやストレス等、色々あります。 乾燥肌対策を怠ると、一年後は5歳老けるとも言われています。
肌が乾燥状態でいると、皮膚バリア機能の働きをする皮脂量が低下し、肌が厚く、硬く、シワができやすくなってしまいます。
乾燥肌対策をしないと、5年後の見た目年齢が実年齢より25歳も老けて見えるなんて、想像するだけで恐ろしいですよね。
今からでも遅くない、すぐにはじめられる大人の乾燥肌対策をご紹介します。

新陳代謝の低下で乾燥肌に

大人の肌はエアコンや、紫外線、乾燥する空気に加え、睡眠不足やストレス、食事の乱れ等が原因で、新陳代謝が悪くなってしまいます。 新陳代謝とは、細胞の活動によって、新しい皮膚が古い皮膚と入れ替わるサイクルのこと。
正常な新陳代謝サイクルを維持することで、肌を生まれ変わらせることができ、一定の潤いを保ち、乾燥肌だけでなく、様々な肌トラブルを予防することができます。
新陳代謝が悪くなると、正常に肌細胞が作れず、健全な角質層を保てません。 角質層が健全でない、保湿機能やバリア機能が低下し、肌内部の水分を保持できずに、乾燥しやすくなってしまいます。 肌乾燥を防ぐには、まず肌の巡りを良くし、新陳代謝をアップさせ、栄養バランスのとれた食事と正しいスキンケアを心がけましょう。

おとなの乾燥肌対策

乾燥対策として、肌の保湿ケアの徹底や加湿器を取り入れる等、大人は様々な乾燥対策を行っています。 実は、意外と、知らず知らずにやっていることが乾燥肌を助長させてしまっています。 今回は乾燥肌にならないための、簡単な工夫をご紹介します。
いくつになっても、みずみずしく、健康的な肌を維持できる、エイジレスビューティをめざしましょう。

1.正しい入浴法で乾燥しらずに

大人の肌は加齢と共に新陳代謝が悪くなっていきます。10代~20代、そして健全な肌の新陳代謝のサイクルは28日周期と言われています。 しかし、新陳代謝は30代からはどんどん長くなり、30代は30~40日、40代は35~50日、50代は40日~70日、60代は45日~90日。 年を重ねるにつれて、新陳代謝周期が恐ろしいほどに長くなります。
最も肌がきれいに保てる新陳代謝のベスト周期、28日周期に近づくためには、毎日のお風呂の入り方を変えるだけで、簡単に、手軽に新陳代謝がアップし、乾燥知らずのみずみずしい肌をめざせます。

40℃前後が代謝能力を促進

肌の「汗腺」から出る汗と「皮脂腺」から出る皮脂が混じって「皮脂膜」ができます。 この「皮脂膜」が天然の保湿クリームとなり、肌の水分が蒸発しないように保護します。 皮脂膜が出来ると皮膚のバリア機能が働き、弱酸性に保たれ皮膚をウィルスや外部刺激から守ってくれるのです。 熱いお湯は肌の水分量を減らしてしまうため、高くても40℃前後がおすすめ。適度に体を温め、代謝能力を促進し、汗をかくことで、肌表面の皮脂と混じって皮脂膜を作り、乾燥肌に自らスキンケアする能力を高めます。
冬場では40度のお湯が物足りないと感じる方は、炭酸入浴剤等を入れれば、体感温度が2℃程上がります。

浴室内外の温度差を極力なくす!

肌は、大きな温度差によって強い刺激を受けてしまいます。 特にバリア機能が低下している乾燥肌の方は浴室内外の温度差に注意しましょう。 湯船をためる時は、ふたをせずにお湯をためましょう。お湯の蒸気が浴室を温めるので、入浴時の湯船と浴室の温度差を縮める事ができます。
また、同じ原理で、脱衣所が寒いと、温度差によって肌が刺激受け、ダメージを与えてしまいます。
暖房器具などで予め温めておきましょう。

入浴時間は10分程がベスト!

湯船につかることで、体を芯から温めて冷え予防や血行促進、新陳代謝を高めることができます。
しかし、長時間の入浴で肌乾燥を助長させてしまう可能性があります。
冬になると、ついつい長時間湯船につかってしまいがち。実は、長風呂で肌に必要な皮脂や天然保湿因子が流れてしまいます。
更に大量の汗をかくことで、必要以上に肌内部の水分が流出して、乾燥肌の原因に。 長風呂すると指がふやけてしまうのでは、肌の水分が流出して、出てしまっている証拠です。 長風呂好きの方は、知らず知らずに肌老化を促進させてしまっていたかも知れません。
体を温め代謝アップができて、余計に皮脂を流さない入浴時間は10分程度です。
今日からでも、入浴時間を見直して、乾燥肌対策しましょう。

手のひらあらいでしっとり潤い肌に

ボディタオル等でゴシゴシ洗いすると、汚れがしっかりとれると思っている方が多いかと思います。 実は、それは大きな間違いです。 肌の表面には乾燥やウィルス、外部の刺激から肌を守るバリア機能として、皮脂があります。 ボディータオル等でゴシゴシ洗いすると、皮脂が取れすぎて、乾燥肌の原因になってしまいます。 体の汚れは水溶性で、実はお湯につかるだけで、約80%の汚れが取れます。 泡立てネットで泡をしっかり泡立たせた石鹸を手のひらにのせて、肌を包むようにこすらずに洗いましょう。
おすすめの洗浄剤は、石けんです。 石けんは天然界面活性剤でできていて、洗浄力が丁度良く、肌の潤いを保ちながら適度に汚れを落とします。 キメが細かく、弾力のある泡を肌に乗せておくだけで、泡が汚れを吸着します。
最後はしっかり、丁寧に洗い流しましょう。 入浴や顔を洗浄する際は、肌を強くこすらずに、やさしく泡で汚れを落とすイメージで洗うと、肌を傷つけずに乾燥を防げますよ。

お風呂あがりはすぐに保湿ケア!

入浴後は、毛穴や角質細胞の間が開き、内側にあった潤い(水分)が外に出てしまいます。 この状態を過乾燥(かかんそう)といいます。 そのため、入浴後は、なるべく早く保湿剤を使って、肌の水分が必要以上に蒸発しないように、蓋をしてあげましょう。
我が家ではお風呂あがりに、10分以内に保湿クリームで全身を塗り終えるように心がけています。
如何でしたでしょうか?肌にやさしい入浴法を実践して、毎日の入浴で巡り美人を目指しましょう。

2.日常生活で心がけたいこと

体内から乾燥を改善する食事

しっかり保湿しているのに、お肌のカサカサが改善されない。 その原因の一つは食生活の乱れなのかも知れません。 油っぽい食べ物や冷たい飲み物が体の代謝が悪くしたり、冷えが原因で肌のコンディションを悪くしてしまい、健康な皮膚を作ることができなくなってしまいます。 肌や髪、身体などのほとんどがタンパク質から出来ています。 タンパク質が多く含む食材(こんにゃく、大豆製品、ひじき、わかめ、卵等)をきちんと摂ることで、新陳代謝が正常に機能し、お肌を再成してくれます。
また、皮膚を強くするための栄養素は、ビタミンAや、ビタミンB、ビタミンCがブロッコリーやホウレンソウ等の緑黄色野菜に多く含まれています。
普段の食事で気軽に取り入れられる食材ばかりですので、バランスの取れた食事を心がけることで、体の内側から乾燥肌を改善しましょう。 ちなみにかゆみを抑える食べ物はとして、ブロッコリー、小松菜、キャベツ、ヨーグルトや柑橘系のフルーツ、緑茶、納豆などが挙げられます。
これらの食べ物を摂取すると、かゆみの成分であるヒスタミンを抑制する働きなどがあると言われています。

室内環境を整える

エアコンや扇風機、床暖房等、室温調節に欠かせない冷暖房器具が重宝されているでしょう。 しかし、快適に過ごせる室内環境が、実は肌に大きなダメージを与えてしまうことがあります。
夏は冷房の風が皮膚の水分を奪ってしまうため、実は乾燥肌の原因をつくりやすい環境なのです。 冬の暖房も室内の湿度を低下させてしまうため、乾燥しやすくなってしまいます。 エアコン等の冷暖房器具を使う時は、スキンケアをすると肌トラブルの原因を減らすことができます。
室内でもこまめに保湿クリーム等で肌を保護しましょう。

3.乾燥肌にならないスキンケア法

洗いすぎ、こすりすぎは禁物

朝の洗顔や夜のメイク落とし、強い洗浄剤で徹底的に汚れやメイクを落とそうと、ダブル洗顔や強い洗浄剤を使う方が多いかと思います。 クレンジングや洗顔をすることで、肌の汚れだけでなく、肌バリアとして機能する皮脂膜や天然保湿因子も少し流れてしまいます。 肌は寝ている間にバリア機能が回復しますが、朝の洗顔でせっかく回復したバリア機能が、また失ってしまいます。 不必要に洗顔すると、乾燥肌の原因に。乾燥が気になる方は、朝ぬるま湯ですすぐだけで十分です。皮脂が多くて気になる方は、部分的に、しっかり泡立てた石けんの泡を乗せて、やさしく洗いましょう。 また、しっかりメイクや汚れを落とそうするあまり、強い洗浄力の洗浄剤や、ピーリング剤を使い、こすって洗うことで、肌を守るはずの皮脂膜や天然保湿因子をも必要以上に洗い流してしまいます。 強い洗浄剤や摩擦によって、肌が大きなダメージを受けてしまいます。なるべくこすらずに、強すぎない洗浄剤を選びましょう。
どうしても落ちにくいアイメイクの場合、強いクレンジング剤から保護するために、下まぶたをクリームで塗ってから、クレンジングしましょう。

顔冷えが乾燥肌原因かも

体の冷え対策として、カーディガンや靴下等、様々なグッズが活用されています 実は顔冷えも乾燥の原因になっています。 夏のエアコンや冬の冷たい外気にさらされる顔は、一気に冷え、血行が悪くなり、代謝も悪くなってしまいます。
また、肌表面温度が極端に下がると、肌の水分や栄養分を閉じ込める機能が正常に働かなくなり、結果、水分や栄養分が蒸発してしまい、乾燥肌の原因に。 顔冷えの対策として、洗顔やスキンケアの時に、先に手を温めておくことです。 手の温度で顔が温まり、血行が良くなり、保湿成分や美容成分が浸透しやすくなります。 ヨーロッパでも親しまれている炭酸泉は血行を促進すると言われ、美容や健康に良いとされています。 人工炭酸泉生成の技術で作られた高濃度炭酸ミストローションなら、朝晩のスキンケアだけでなく、メイク直しの時や、メイクの上から手軽に取り入れられます。 さらに、「マスク」をすれば、温度差対策ができ、スキンケアで取り入れた保湿成分や美容成分を逃がしません。
顔冷え対策は、手を温めてからスキンケアを行い、更にマスクをつければ、冬の寒い外気や夏の冷房による顔冷えを防げます。

スキンケアはハンドプレスが基本

顔冷え対策として、洗顔やスキンケアの前に、手を温めることをご紹介しました。 スキンアの時も、温かい手で顔全体をハンドプレスすることで、肌が温まり、肌の奥にまで保湿成分や美容成分の浸透率がアップ。 特に乾燥が気になる季節は、化粧水を重ねづけしながら、ハンドプレスするとより効果的です。 化粧水をつける時、パッティングやコットンでつける方もいます。
パッティングの場合、肌への刺激が強いリスクがあり、コットンの場合、肌をこすって、傷つけてしまいます。
ハンドプレスであれば、肌にやさしく、手の温度で顔の血行促進ができ、美容成分の浸透を高めることができます。
乾燥肌対策の化粧水は、細かいミスト状ローションをおすすめします。 毎日のスキンケアだけでなく、メイクの上や外出先等、いつでも、どこでも、吹きかけて、ゆっくり、やさしくハンドプレス。

まとめ

大人の乾燥肌の原因は様々。
特に生活環境やライフスタイルの影響は大きいが、新陳代謝を上げる生活習慣、栄養バランスのとれた食事、正しいスキンケア方法で、乾燥肌は予防でき、改善することも期待できます。
今からでも遅くない、肌の巡りをよくし、いつまでも若々しい、エイジレスビューティを目指しましょう。

MICHIKO.LIFE事務局 J.N