冬は乾燥肌にとって嫌な季節。
寒いわ乾燥するわでお肌にとっての二重苦が待っています。 そんな冬に欠かせない暖房器具について、お肌にとっては何が最適か少し考えて見ました。

冬は乾燥肌にとって大敵

冬は乾燥肌にとってとても辛いもの。 かゆくなっちゃったり、ひび割れしたり。
タダでさえお肌が敏感になる季節なのに、もう一つの敵がいますよね。そう寒いんです。 寒いと何もしたくなくなります。特に朝起きた時なんか凍えてお布団から出たくないですよね。 そんなときに活躍するのが、エアコン、石油ストーブ、オイルヒーター、こたつ、ガスストーブ、温風機などなどの暖房器具です。 あなたはどんな暖房器具を使っていますか?
私はエアコン派。 というのも、子供が居たり犬とか飼っちゃってるご家庭では、ヒーター系とかストーブ系はとても怖いですよね。 でも、エアコンって乾燥しちゃって、冬の乾燥肌に追い打ちをかけちゃいそう。 そこで、乾燥肌にとって暖房器具はどんなのが良いのか調べてみました。 それぞれの特性を活かして、快適な冬を過ごしていきたいですよね!

乾燥肌×熱交換系暖房器具(エアコン)

エアコンはかなり乾燥しそうなイメージがありますよね。 目がしょぼしょぼしたり、肌がカサカサになったり…。 では、なぜエアコンはこんなに乾燥しちゃうのか。ちょっと調べてみましょう。
エアコンは、熱交換という仕組みを使って熱エネルギーを外気と内部で交換します。 簡単にいうと、外の熱エネルギーを奪い、空気をあたためて風を出しているそうです。 この差、なんと5倍!
外の温度が7度の時、5度の熱を奪い、2度にして外に出すそうです。 そして、この5度の奪った熱で空気を暖めて室内に放出するそうです。 でも、熱交換だけだったとしたら、特にエアコンが水分を吸っているわけではなさそうです。 なぞは深まるばかりです…。 もう少し調べてみると、それっぽいのがありました! それは「飽和水蒸気量」というものです。 一般的に、空気中に含まれる水分量は決まっているそうです。 そして、それは温度に比例して飽和水蒸気量は上昇するのです! 仮に湿度100%の状態があったとします。 100%を超えると、もちろん飽和してしまうので水になっちゃいます。 仮に室温10度で50%の湿度だったとして、部屋を暖めるとどうなるか。
この飽和水蒸気量も上がってしまい、湿度が50%じゃなくなるのです! 飽和水蒸気量は温度と比例しています。
つまり20度の部屋に暖めると、湿度は25%にも下がってしまうことになるのです。
これでは乾燥しますね。間違いなく。 ということは、エアコンに関係なく部屋を暖めると湿度は下がるということになります。 これはどの暖房器具にしても同じと言えると思います。 じゃあ、なぜエアコンが乾燥するイメージがあるのか。 それは、直接風が出ているからです。
どんな温度であれ、風があたると乾燥しますよね? 夏だろうが、冬だろうが関係なく、風という物理的な力が働き、水分を蒸発させてしまうそう。
つまり、エアコンが乾燥する原因は温度の上昇に伴う飽和水蒸気量の変化と風という物理的な力が作用した水蒸気の蒸発です。
このダブルパンチがあるからエアコンは乾燥してしまうんですね!

それでは、その他の暖房器具はどうなのでしょう。

乾燥肌×燃焼系暖房器具(石油ストーブ、ガスストーブなど)

石油ストーブはあまり乾燥するイメージがありません。
というのも、なんとなくヤカンを置いてピーというイメージがあるからかもしれません。笑
それでは、実際に石油ストーブはどんな仕組みなのかをまず紐解いていきましょう。
石油ストーブは、石油を燃やすことによって熱を得ています。
この物を燃やすっていう行為は、空気も燃えているはずなのに、なぜか乾燥しません。
色々と調べていくと、どうやら石油を燃やす過程で「水」そのものが発生しているとのこと!!
これは衝撃的事実です。

■灯油1Lを燃焼すると、どのくらいの水がでるのか。
灯油の分子式及び燃焼反応式は C12H26+18.55O2 → 12CO2+13H2O
灯油1モルの燃焼で水分が234g(13モル×分子量18)が発生する。
灯油1kgは,5.88モル 水分量は 234g×5.88モル = 1,376g。
灯油の比重は 0.79kg/L よって1,376gX0.79kg/L = 1,087g 


参考にさせていただいたサイト:水にまつわる ちょっと News つまり、灯油1リットルを燃やすと、1リットル以上の水が出るそうです。 これはお肌にやさしい!! 燃えた以上に水が出てくるなんて、石油ストーブは素晴らしいじゃないですか。 これは、お肌にやさしい暖房器具と言えそうです。 ちなみに、ガスストーブは使っている場合、毎時320gの水を放出しているそうです。 これもお肌にやさしそうですね。
だから石油ストーブとかガスストーブを利用しているとあんなに窓が結露するんですね!
初めて知りました。納得納得。  

乾燥肌×非燃焼系暖房器具(床暖房、電気ストーブ、オイルヒーターなど)

非燃焼系の暖房器具の仕組みは簡単ですね。 例えば、床暖房。 床一面に張り巡らされたパイプの中を沸かしたお湯が通ることで床全体を暖めます。 お子さんがいる家庭では特に利用したい暖房器具ではないでしょうか。 埃なんかも舞い上がらないし、一度暖めたら結構な時間あったかいままだし。 電気ストーブは電気エネルギーを直接熱に変換しています。 こちらも、自ら熱を放出しているタイプになります。
オイルヒーターはオイルを暖めて、コタツは熱線に電気を通した電気ストーブと同じ仕組みです。 こう考えると、これらの電気器具は先ほどの飽和水蒸気量によって乾燥してしまうのはお判りだと思います。 それに、石油ストーブみたいに水を発生させることもありません。 つまりは、純粋に乾燥肌に対する暖房器具として考えると、特にメリットはありません。 また、直接温度が高い系の電気ストーブなんかは、お肌を暖めてしまってよけいダメージになるかもしれません。
このタイプの暖房器具を利用するのであれば、床暖房かオイルヒーターかなと考えます。

結局、お肌に一番いい暖房器具ってなんなの?(まとめ)

結局何がいいのか分かりません。
冬に必須の暖房器具、はたして乾燥肌にいいのはどれでしょうか。
より分かりやすくするため、それぞれの暖房器具にスコアを付けてみましょう。

熱交換系暖房器具(エアコンなど)
安全性:★★★★★
保湿性:★★
利便性:★★★

燃焼系暖房器具(石油ストーブ、ガスストーブなど)
安全性:★★
保湿性:★★★★★
利便性:★★

非燃焼系発熱暖房器具(床暖房、電気ストーブ、オイルヒーターなど)
安全性:★★★
保湿性:★★★
利便性:★★★★★

※安全性:安全に利用できるか。周囲に注意を払わなくて良いか
※保湿性:利用している間乾燥しないか
※利便性:持ち運びができたり、簡単に使えたりできるか

うーん、それぞれにメリットデメリットがあって甲乙つけがたい。
ただ、乾燥肌に特化してというのであれば、保湿性ということで燃焼系暖房器具一択ですかね?
お子さんとか、ペットとか様々な事情があると思いますが、とりあえずは冬の味方暖房器具と乾燥肌についてでした。 いかがだったでしょうか。
あ、ちなみに、加湿器+エアコンがいいよっていうのは無しでお願いします!
もちろん、乾燥肌に一番いいのはスパークロイドミストなのでヨロシク!

MICHIKO.LIFE事務局 アキコバ