老けまぶたも、暑苦しさも一掃。夏のアイメイク、最適解。
うだるような暑さが続く夏。クッキリしつつも涼しげな目元を演出するアイメイクのコツを藤原美智子が語ります。

ぼやけがちな目元を引き締めるアイラインはマスト
今年の夏はアイシーなアイシャドウやネオンカラーのリップなどがトレンドにあがっているけれど、大人が安易に取り入れると野暮ったくなりがち。それであれば、いっそのこと色味を抑えたヌーディメイクにした方が大人ならではの余裕が感じられ、美しく見えるのではないかなと思います。ただ、色味がないぶん顔の印象がぼやけがちになるので、アイラインを引いて目元を引き締めるのがポイント。横に細く流れるアイラインの効果で、目元をくっきりと見せつつも、涼しげな印象になります。
ナチュラル感ならブラック。おしゃれ感なら赤みブラウン
アイライナーのカラーバリエーションも年々増えてきていますが、大人の女性におすすめしたいのは定番のブラックかブラウン。ブラックは日本人の黒目になじんでナチュラルに見えるのでデイリーに使えます。そして、いつもとちょっと気分を変えたい時はブラウンを。ブラックほどなじみすぎず、おしゃれ感が出ます。少し赤みを帯びたブラウンならほんのり色っぽさも加わるので、ヘルシーな夏服とも好相性。この2色をその日のファッションや気分で使い分けるといいのではないかしら。
短い線で間を埋める。力を抜くのがいちばんのコツ
アイラインの描き方のコツは、まつ毛とまつ毛の間を埋めるように短い線で「スッスッ」と描いていくこと。まつ毛の間を埋めることで目はクッキリとするのですが、それができるのはアイライナーはリキッドタイプのみ。そして、ハネを伸ばしすぎないこと。目尻は軽く力を抜いて伸ばす程度で、あまり強調しない方が品よく見えます。また、アイラインを引いたら乾ききる前に綿棒でアウトラインの上を軽くなぞってぼかすことも忘れずに。このひと手間でラインが目元になじんで自然に見えるし、線のがたつきもカバーできます。アイメイクを頑張り過ぎてしまうと、大人の場合はかえって暑苦しさや老け見えの原因になることも。力を抜きながら丁寧に仕上げる“引き算のメイク”を心がけてみてください。
大人の目元に必要なのは“ボリューム”よりも“フレーム”
アイラインを引かなくても、まつ毛にマスカラを塗れば同じような目力アップ効果が得られると思われがちですが、実はちょっと違うんです。アイラインは目元にフレームを作り、クッキリとした印象にして、瞳をいきいきと見せる効果があります。一方、塗るだけでまつ毛をボリュームアップできるマスカラには黒目を大きく見せる効果はありますが、目元にフレームを作る効果はありません。それぞれ役割が違うので両方うまく取り入れてほしいですし、アイラインのようにテクニックを必要とするものほど印象を左右する効果も高いので、練習する価値は十分にあると思います。アイラインの引き方はコツを抑えて練習すれば誰でも上手になるし、一度身につけたメイクテクニックは一生もの。ぜひ、この夏はきれいの底上げをしてくれるアイライナーを活用して、印象的で涼しげな目元を作ってみてくださいね。

Photo(Portrait):Sachiko Horasawa Text:Sachiyo Kamata
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