古くない、老け見えしない。大人のアイシャドウに抜け感を。

アイライナーやマスカラの名脇役として、いきいきとした目元を作るのに欠かせないアイシャドウ。藤原美智子が今こそアップデートすべきポイントを語ります。

大人の目元にこそ似合う色がある

今シーズンのトレンドにあがっているのは、ミュートカラーやサンドカラーと呼ばれる、色味のないアイシャドウ。気になっている方も多いと思いますが、大人世代は“色の力”を味方につけた方が目元はいきいきと若々しく見える、というのが私の持論です。目元が自然と引き締まり、奥行きが出せるブラウン系がおすすめですが、ベージュ寄りのブラウンだとぼやけてしまうので、少しだけ赤みのあるダークブラウンを選ぶのがポイント。上品なツヤのあるしっとりとしたテクスチャーのものなら肌なじみがいいので、自然でありながら目元をハッキリと見せることができます。

プチプラも優秀。似合う色は2色あればいい

アイシャドウはハイブランドからも多く発売されていまいますが、最近はプチプラコスメでも優秀なものが多いので、気軽に試して自分に似合う色を見つけられるのがいいですよね。色も質感も普段使いにちょうどいいものが多いので私も愛用しています。たとえ4色や6色のパレットであったとしても、全ての色を使う必要はありません。私も普段よく使っているのは締め色のブラウンと明るさをプラスするハイライトの2色だけ。物足りなく感じたり、もったいなく感じたりするかもしれませんが、大人のアイシャドウはやり過ぎNG。色数を抑えた方が若々しい印象になります。

塗り幅は狭く。際と目尻だけで十分

もう一つ、大人の女性が更新すべきポイントは、アイシャドウの塗り幅。塗り幅は狭く、指塗りで自然になじませることで、カジュアルなファッションと合わせるとちょうどいいバランスになります。デイリーメイクなら、上まぶたのまつ毛の際と下まぶたの目尻側の2ヶ所に塗れば十分です。

指とチップを使い分けて

上まぶたはチップもブラシも使わず、中指で塗って自然な印象に。指の腹にブラウンシャドウをつけたら、その指を曲げず、まぶたに対して平行に当てて左右に振り、二重のラインのあたりまで。一重なら目を開けたときに少し色が見える幅に塗ります。下まぶたの目尻側は、指で塗るとはみ出してしまうので、チップを使って。ブラウンシャドウをチップにつけて目尻側から黒目の外側あたりまで塗ります。「外から内」へとスッスッと短めに動かすのがポイントです。

アイラインはぼかしてなじませる

おしゃれをしてお出かけするときや、人に会ったりするときは、目頭の先端にハイライトシャドウを塗ったり、MICHIKO.LIFEの「アクセントパールライナー」をポイント使いしたりします。また、アイラインは、アイシャドウを塗ってから引き、ラインのアウトラインを軽く綿棒でぼかした後、まつげの際だけにチップでアイシャドウを重ね塗りすると、ラインが目元に馴染みながらも、瞳に深みをつくれます。

老けまぶたも、暑苦しさも一掃。 夏のアイメイク、最適解。

完璧なメイクほど古く見えてしまう

アイシャドウはブラシを使ってグラデーションをつけ、縦幅いっぱいに塗るというのが主流だった時代もありますが、今、そのメイクをしてしまうと古い印象になってしまうのは否めません。ドレスアップには合いますが、普段のアイメイクは今どきのファッションに合わせてカジュアルに。年齢を重ねた大人が完璧なメイクをすればするほど古く見えたり、老けて見えたりしてしまうので、ぜひ“抜け感”を意識してください。

きれいの“楽屋裏”を見せない

若い頃のように流行を追って頑張ってメイクをするのも楽しいかもしれませんが、人生経験を積んだ大人の女性には“楽屋裏”を見せない抜け感のあるメイクが似合うと思います。メイクそのものの美しさではなく、自分自身の美しさが際立つよう、細部に気を配りつつも、肩の力を抜いてメイクを楽しんでくださいね。

今回ご紹介したアイテムはこちら:「メイクコントロールライナー」「アクセントパールライナー」

Photo(Portrait):Sachiko Horasawa Text:Sachiyo Kamata

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