流行りに乗る、その前に。正しい眉、描けている?

眉メイクのトレンドが変わりつつある秋。大人こそ身につけたい正しい眉の描き方や賢い流行の取り入れ方について、藤原美智子が語ります。

流行りに乗る、その前に。正しい眉、描けている?

流行を鵜呑みにせず基本に立ち返る

 最近は若い世代を中心に、“ミュート眉”“ふわ眉”などと呼ばれる眉メイクがトレンドになっていて、大人の女性でも取り入れている方を見かけるようになりました。自分自身をアップデートしていくために、いくつになってもトレンドを意識する姿勢は大事。でも、流行をそのまま取り入れて美しくなれるかというと、それはまた別の話。年代ごとに美しくなるためのノウハウは少しずつ変わっていくので、流行っているからと鵜呑みにせず、自分の眉を今一度見直して、どう取り入れたら自然にきれいに見えるかを考えてみてほしいなと思います。トレンドを取り入れたい時こそ、基本に立ち返る。これが大人のきれいをつくる上でとても大事なエッセンスです。

顔は正面のまま。鏡との距離は腕一本ぶん

 まず見直してみてほしいのが、正しく眉が描けているかどうか。自分ではきちんと描けているつもりでも、人それぞれクセがあるものです。特に多いのが、利き手の方の眉と、そうでない方の眉で形が違うパターン。これは、眉を描くときの姿勢を直すことで改善できます。

 大事なのは、顔は正面を向いて動かさず、腕を動かすこと。眉が腕に寄るのではなく、腕を眉に持っていくイメージです。大きめの鏡から腕1本ぶん離れると、腕は動かしやすく、顔全体も見えるので、左右のバランスが取りやすくなります。

流行りに乗る、その前に。正しい眉、描けている?

人差し指の形で、力加減をチェック

 2つ目は、指の力を抜くこと。アイブロウペンシルを持った時に人差し指の第一関節がまっすぐになったり、へこんだりしている場合は、力が入りすぎ。逆に力を抜くと人差し指の第1関節は少し曲がります。この力加減が自然できれいな眉を描くコツです。アイブロウブラシで眉を描くときも同じです。

ぼかすのはアウトラインだけ

 3つ目のコツは、描き終わったらアウトラインをぼかすこと。アウトラインというのは、眉を描いているところと、描いていないところの境目を指します。難しく思われがちですが、眉頭の先端と、眉頭から眉山の上側、その2か所だけにブラシを平行に当てて、力を抜いてスッスッと軽くなぞるだけ。たったこれだけで、眉が自然な印象になります。たまに眉毛の毛流れ通りにぼかしてしまう人がいますが、せっかく描いてもムラになってしまうだけ。余計なことはせず、ぼかすのはアウトラインだけと覚えてくださいね。

流行りに乗る、その前に。正しい眉、描けている?

カラーは髪ではなく自眉に合わせる

 アイブロウペンシルの色は、トレンドに関わらず、自眉の色に合わせて選ぶのが基本。その上で明るい印象にしたければ眉マスカラを塗ると自然な印象に仕上がります。日本人の自眉に合うのはダークグレーかダークブラウン。自眉が黒っぽくて毛質が硬めの人はダークグレー、眉毛が柔らかい人はダークブラウンがおすすめです。アイブロウペンシルの色を髪の毛の色に合わせたり、明るくしたいからとベージュ系のペンシルを選んでしまうと自眉の色と合わず不自然な印象になってしまうので気をつけて。

自分のクセを正して、流行を賢く取り入れる

 正しい眉の描き方を身につけるには練習が必要。最初はめんどうに思うかもしれませんが、ちょっとした努力で、一生もののテクニックが身につくし、眉が決まらないストレスから解放されますよ。 詳しい眉の描き方は下記の関連コラムや「エッセンスブロウペンシル」を使った眉の描き方動画も参考にしてくださいね。

アイラインやマスカラでバランスを取る

 正しく美しい眉を描き、その上でちょっとラインを変えたり、眉マスカラなどで色をつけて流行のニュアンスを加えるようにすると、無理やり感がなく、自然な印象に仕上がります。特に今流行りの淡い眉は、そのまま取り入れると地味に見えたり、老けて見えたりしがち。眉の存在感を薄くするなら、アイラインをきちんと引く、マスカラで目元を強調するなどして、顔全体のバランスを取ることも大切です。そんなふうに賢く流行を取り入れて秋のメイクを楽しんでみてください。

流行りに乗る、その前に。正しい眉、描けている?

Text:Sachiyo Kamata

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